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自主勉強という名の宿題(アウトプット型教育)

子供の小学校の担任の先生が、
4年生の時から自主勉強(自主勉)と言う宿題を出しています。
自主勉という名の宿題とは?
と思っていましたが、
勉強する内容を自分で考えて、ノート1ページにまとめるという宿題でした。
夏休みの自由研究のようなことを、小さいサイクルで回す勉強です。

やり方は
①自分で1つテーマを決める
例えば
算数の授業でここがわからなかったとか、
漢字のテストで間違たところを分かるようになりたいとか、
社会で興味持ったこととか

②勉強
算数の問題の解くときに注意する点を書く
漢字の書き順を色を付けて書く
気になった内容をインターネットで調べる。など決まった型はなし。

③まとめ
書いたら、整理できた。など一言。

最初は、何をテーマにしたらいいか、決めることに相当時間がかかっていました。
それまでは、漢字練習とか算数の計算問題とか決まった宿題しかやってこなかったので、当たり前ですよね。
自主勉3年目に入ったら、テーマ決めが早くなり、
30分から1時間でできるようになってきました。
担任の先生いわく、自主勉を頑張る子は、伸びるらしいです。

話は変わりますが、先日中学校の見学に行きました。
そこで見て一番驚いた事は、授業の進め方です。
先生が教えてる時間が少ないんです。
まずは、先生が今日の課題を出す
子供たちは個人またはグループで課題を考える。
調べたり、パソコンに考えを打ち込んだり。
授業の最後は、分かったこと、考えたことを発表と言う授業スタイルでした。
やり方よりも、アウトプット重視。

それを見たときに、自主勉とつながっているなぁと思いました。

私たちの時は先生が言ったことをノートに写すことが授業のメイン(インプット重視)でしたが、
今の時代は、自分の言葉で伝える、どうしてそういう風に考えたのかを伝えるってことが、重要なんですね。

その後、自分の仕事について、振り返ったとき、同じことをしているなーって思ったんです。
テーマを与えられることが多いですが、
具体的に何やるかは自分で考えて、調べて、実験して試して、まとめて報告する。
子供の勉強と一緒やーん。

こんな教育を受けた子供たちは、将来どうなっていくのかな。
人と自分の意見が違うのは当たり前、
表現方法が違うのも当たり前という感覚が自然に身に付くのかな。

ついつい画一的なものを良しとしてしまう私たち大人ですが、
子供が大人になったときには、変わっていくんでしょうね。

しかし、中一でグーグル翻訳を使っているのは驚いた。。。

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