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音楽遍歴①わたしとピアノの関係性

私は音楽がすきです。
音楽がこの世に存在しなかったら、どんなにつまらないものだったんだろう。とおもいます。
(ほら、もし○○がなかったら。という、悪い想像がはじまりました。癖ですね)


わたしが軽く音楽に関わってきたことをまず書いてみようかな、とおもいます。


保育園年長さんくらいのときに、ピアノを習い始めました。
二つ上の姉がピアノを習い始めたので、という単純なもの。
音楽教室に通う、タイプのものではなく、毎週火曜日に家に先生が来てくれて教えてくれます。
ちなみに、この時ピアノを購入したのですが、ピアノ代は姉と私の貯金から捻出されました。笑

家でのピアノレッスンは、
前半はだいたい指の動きをよくするためのメニューと、一曲を弾く。その二つのメニューだったような気がします。記憶が曖昧…。
後半は何ていうのかな、先生が簡単なメロディでピアノを弾く、それを譜面におこす。といった、音を当てるクイズみたいなもの、譜面を書いてみる、というようなもの。
そして、最後は母が淹れたコーヒーとお茶菓子を食べ飲みしながら、少しゆっくりする。といった一連の流れでした。

先生は綺麗で優しい方で、いつも丁寧に教えてくれて不満はなかったのですが、わたしはとにかく練習が嫌いでした。1週間があっとゆうまに過ぎて、"あぁもう火曜日がくるー"っといった気持ち。
そして、常に、自分がうまく弾けないことに対してのジレンマみたいなものも感じていました。
私の姉は、私よりはるかに上達が早くて上手だったんです。曲をこなしていくペースもわたしとは違っていて、どんどん新しい曲へとページをめくっていく。一方、わたしは随分と長い間同じ曲をしている。
"もうやだ!!!ピアノ嫌い!!!"といつも思っていたし、練習もさほどできていないのに、
"練習してもうまくならないじゃん!"を言い訳にして、練習しない子でした。

でもそんなこんなしながらも、6年くらいは続けたのかな。よく頑張りました。
亀のはやさでもいいから、少しは上達していたのだろうか?


ピアノを辞めてからは、練習する必要もなく、一気に肩の荷が降りた感じがしてスッキリ。
そうすると、不思議なもので、前よりピアノが好きになりました。
何年も弾かない時期もあったし、どうしても弾いてみたい曲が出てきたときは、譜面を買ってそれを好きなだけ練習したり。

この"どうしても弾きたい曲"というのは、当時一世風靡していたドラマ、ロングバケーションのセナのピアノです。ご存じ?


中学の時は一度だけ、クラス行事の合唱で伴奏を弾かせてもらったり。だいぶ先ですが、20代のころに、友達の結婚式で余興の歌の伴奏をしたり。

わたしとピアノの関係性は薄くなりつつも、この先嫌いになることはもうないんだな、という何か安心したものに変わっていきました。

そして、今現在。
結婚して8年?9年?実家にピアノは置いてきているので、ますます関係性は薄くなっていたのですが、昨年電子ピアノを買いました。いつでも触れる状態。
でも娘が2歳になったばっかりでなかなか弾く時間もなく、1週間に一度電源を入れればいい方。入れても、息子や娘が喜びそうな童謡みたいなものを右手の人差し指一本で弾く程度です。

それでも、あるのとないのとでは、だいぶ違う気がします。
いつかゆっくり曲を練習できる時間がくるのかな〜とのんびり考えています。

のちに考えると、ピアノレッスンの後半部分の、音の聞き取りや、譜面の読み方などの基本を学べていたおかげで、
その後にすんなりと音楽に関わっていけたのだな、と思っています。


ということで、音楽遍歴①わたしとピアノの関係性 でした。

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