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マッドサイエンティストの野望―茂木健一郎と渡邉正峰のクレイジーな対話

YouTubeで目にした「意識を機械に移植することは可能か/東京大学准教授の渡邉正峰氏の問い/意識と主観の関係」という動画は、私に思いもよらない衝撃を与えました。この動画で、茂木健一郎さんと東京大学の渡邉正峰准教授は、意識の本質に関する深い議論を展開しています。

私が以前動画で語った「自己のクローンに意識を移植する」という思考実験は、「この私」性という柄谷行人が論点にしていた課題を平易に論じたものです。

しかし、渡邉准教授の提案する「機械脳に意識を移植する」というアイデアは、私の思考実験を根底から覆すものでした。
動画では、意識の全体性とその複雑な構造を機械に移植するという、今までにないアプローチが提案されています。渡邉准教授は、脳の一部が失われても意識が維持される事例を基に、意識が単一の脳部位に依存しないことを論じています。この理論は、意識を物質的な脳からデジタル化された「機械脳」へと移植することが理論的に可能であることを示唆しています。

茂木さんが渡邉准教授を「マッドサイエンティスト」と例えるのは、彼のアイデアが従来の枠を大きく超えているからでしょう。この動画は、科学の未来に新たな可能性を見出すものであり、私たちの意識やアイデンティティに対する理解を一新させます。

茂木健一郎さんと渡邉正峰准教授の対話は、私たちの思考を広げ、新しい時代の扉を開くきっかけとなるでしょう。科学の進歩は常に新たな問いを投げかけますが、この動画はその最前線を体感するための絶好の機会です。科学と倫理、人間の未来について考える時間をぜひとも体験してみてください。驚きと発見の連続が、あなたを待っています。

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