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「本の読める店 fuzkue」で学んだこと

先日、初台にあるブックカフェ「fuzkue」に行ってきた。ここは「本の読める店」というキャッチコピーを掲げているだけあって、時間を気にすることなく、ゆっくりと本を読むことができる。

静かな空間を提供するために、私語は禁止。写真は「2パシャリ」まで。トイレも入念な防音対策が施されている。みんな黙々と本を読んでいて、ページをめくる音がするだけ。パーティーピープルは息が詰まるだろうけど、本好きの自分は一瞬で空気に溶け込むことができた。

持ち込んだ『Think clearly』を一気に読み終えたとき、気づいたら2時間半ほどワープしていた。時間を忘れて読書に没頭、とはまさにこのこと。満たされた気分でお店を後にして思ったのは、「ポリシーを明確にする」ことの大切さである。

お店が大切にしたいことや方針を公表すると、そのコンセプトを支持する人たちが集まる。「スタバの禁煙」がわかりやすい例だ。fuzkueは本が読めるお店だから、読書家が集結する。自分と似たような趣味・嗜好を持つ人が集まる空間は、安心感があって、親しみが持てて、とても居心地がいい。

読書の秋。本が好きな方はぜひ一度、fuzkueに足を運んでみてください。

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