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決断を変えたっていい。子育てはうまくいかないものだから

乳頭混乱でおっぱい拒否が続いていて、完ミにするか混合にするかは流れに任せよう、と2週間ほど前に決めたのだけど、あれから散々だった。私のメンタルが。


その後も立て続けにおっぱい拒否されて心が完全に折れてしまい、夫の前でさめざめと泣き、早々と完ミにすることを決意。

新生児訪問でお世話になった保健師さんに電話し、断乳する手順を聞いてその日から実践。早速授乳をやめた。
保健師さんのアドバイスどおり、張ってきたら手で絞って数日後に助産師さんにケアしてもらうつもりだった。

でも、手で絞るだけでは張りは収まらず、翌日の深夜に痛くなってしまう。
搾乳したいけど搾乳器を出すのが面倒で、ダメ元で息子におっぱいをあげてみたら、すんなりゴクゴク飲んでくれた。
その姿を見て完ミの決意がまた揺れてしまう。

こんなにすぐ張るなら、数日後に控えた友人との集まりが終わってから断乳しよう…と思い、それまでは今まで通り授乳を続ける事にした。
すると、まだ拒否はあるものの前よりは飲んでくれる事が少し増えた。

なんで今さら飲むの。
せっかく断乳すると決めて親や義両親や保健師さんにもそう伝えたのに、まだ飲んでくれるなら気持ちが揺らいじゃうじゃん。
また夫の前でわーわー泣く日々。
優柔不断な自分が嫌で涙が止まらなかった。

そんな私に、夫は「周囲に伝えた決意を変えることを気にしているなら、それは全く気にしなくていい」と言ってくれた。

母も「決めた事をまた変えたっていい。『こうする』と決めず、○○くん(息子)のペースで飲んでもらって流れに身を任せてみたら」と。

義母も「育児はうまくいかないものだから。『こうする』って決めたあと状況が変わったらまた変えればいいんだから、あまり考えすぎないようにね」と言ってくれた。

気持ちがだいぶ楽になった。
優柔不断で歯切れの悪い自分が悪いと思っていたけど、そもそも育児はうまくいかないものなんだから、状況に応じて柔軟に対応を変えていいんだと。
一度決めた事をコロコロ変える自分が周りからどう思われるかを、私は少し気にし過ぎていたみたいだ。
少なくとも育児に関しては全く気にする必要なかったなんだなぁ。本当に心が楽になった。

その後また夫と話し、いずれにしても来春の渡米までには断乳する方向でいく事にした。
異国の助産師さんとコミュニケーションをとるのは大変そうなので、日本にいるうちにミルクに移行しようと思う。
それからは、たまに母乳拒否があっても「いずれ近々断乳するからまあいっか」と思えて気楽に過ごせるようになった。

そんなこんなで、今もゆるく混合を続けている。
気が変わったのか、泣いている時を避ければまた飲んでくれるようになったので、私のメンタルもだいぶ落ち着いている。
乳頭混乱を治すのは諦めていたけど、特に対策をとらなくても自然にまた飲んでくれるようになったので、子育てって本当にいつどうなるかわからない。


新生児訪問でお世話になった助産師さんにも電話で状況を報告したら、「ずっと気になっててお電話しようかなと思っていたんですよ〜。良かったです」と言っていただけた。
気にさせてしまって申し訳なかったけどすごく嬉しかった。


乳頭混乱、めちゃくちゃ悩んで精神的にボロボロになったけど、色んな人に話を聞いてもらって、私は本当に周りの人に支えられてるなぁ…と改めて実感した出来事となった。感謝しかない。


息子は3ヶ月を迎え、最近成長が目まぐるしい。
1週間後もどうなっているかわからず、またうまくいかない事がたくさん出てくると思うけど、そんなもんだと割り切って、あんまり悩み過ぎずに息子に向き合っていけたらいいなと思う。