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涙で枕を濡らす【日々のこと】

一昨日寝つけず、昨日は寝不足。
夜はさすがに眠くなり、今日は寝ようとベットに入って大あくび。
眠たさのせいか、大量の涙が出まして、手と枕で拭う。
その時に、ふと思ってしまったんです。
”これって、キレイなんだっけ?”

私は体液に対してあまりキレイなイメージを持っていません。
どちらかと言えば、少し汚い・・・
だらしなくも枕に涎を垂らしてしまったら、カバーの洗濯をしますし、
枕自体まで染みてるんじゃないかと念入りにファブリーズもします。
垂らすことはありませんが鼻水でも、そうします。
でも、涙に関しては、そうは気にしてきませんでした。
実際、臭くも変色もしませんし。

でも、口から出る体液はダメで、鼻から出る体液もダメ、
目から出た体液だけOKとは、何を根拠にしているのだろう。
全部、顔にある穴から出てる液体なのに。
大抵の大人ならば、ちゃんとした説明が出来て、私が無知なのだろうか。
”気になる、違いは何だ、キレイである根拠が欲しい”

すみません。
こんなことを真面目に思う40代がおかしいことは自覚しているのですが、
思ってしまった。根拠として説得力があるのは成分なのですが、寝不足で
ようやく寝れるのに、こんな疑問で成分調べに起きるのはなんか嫌だ。
寝たいからというより、こんなことで起きるのは、大人として嫌だ恥だ。
”明日、起きてから調べよう”

大人の意地でベットに留まりましたが、結果、あれだけ眠たかったのに、
1時間寝つけない。だったら、調べろとも思うのですが、調べたら最後、
また目が冴えて、もう1時間は寝つけない。神経質な自分が嫌だ。
”大人として、結局、恥ずかしい”

とにかくやっとのことで寝まして、今朝、調べた。
検索キーに「涙」と打ち込む。
第2検索ワードの5番手くらいに「成分」と出てきて、世の中の見知らぬ
仲間の存在に安堵する。
「涙 成分」で検索した先に、最初に飛び込んできた驚くべき一文。

『涙は人間の排出するもののなかで一番きれいなものです。』

私の目に飛び込んできた画像


一夜をまたいだ苦労が、一瞬で報われた。
”ありがとう、ありがとうございます”

泣いてしまいそうだ、泣いてしまいたい。
そうだ、思いっきり泣いてしまおう。
そして、安心して手で拭こう。
リビングで調べたが、どうせなら寝室まで戻って、涙で枕を濡らそう。

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