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嫁姑問題【夫婦のこと】

昔から世間では嫁姑問題という話題が尽きない。私も情報としては知っていたので、結婚を前にして母に改まってお願いをしました。多くが悩んでいる問題、自分には起きないというのは虫が良過ぎると懸念したからです。

基本は仲良くしてもらいたい。母が妻を、妻が母をいじめるとは全く思っていないが、人間なので相性もある。世代や価値観だって違うので絶対に揉めないとは言い切れない。もし仮に仲違いするようなことがあったならば、その時は内容を度返しして私は妻側に付きます。10:0で妻が悪かろうとも母側には付くことは出来ません。だから可能な限り、揉めないようにお願いしますと。

人それぞれに考えはあるかと思いますが、私は血の繋がりを強く意識しているタイプです。ならば母側にとはならなくて、その逆。母との縁は簡単には切れない。多少揉めようが疎遠になろうが全然平気。そんなことくらいでどうにかなる縁だとは思っていないのです。

しかし妻の場合は事情が異なります。出会った縁こそあれど、これから築いていかなくてはならない縁です。一緒に居たいと思い合えなければ簡単に切れてしまう。いつも味方で居るという後ろ盾を無くしては続けることの出来ない縁だと思っていました。

要は、妻を大事にしたいので母に手伝ってくださいと甘えたのです。結婚前ですから母には甘えても妻にはまだ甘えられません。そして妻にも、この件は話をしました。あなたの味方でいますから、母には優しくして欲しいと。努めて無理ならば、それはそれで仕方がない。私とは家族になって欲しいが、それ以上のことは出来る限りでいいのでお願いしますと。

このお願いが良かったかどうかは判りませんが、妻の人間性のおかげで関係は今まで良好。母のよく解らない希望にも、手伝って欲しいと妻に甘えれるようになりました。最近では、私が母と揉めることが多い。「まあまあ」と妻は私を宥めてから、母の長話に耳を傾けます。この人の味方で居なければ私は罰当たりだと思う、今日この頃です


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