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20220324_逆上する人

早起きしたのに電車動いてないぱおーん


というわけでバスに乗ってるけど、わたしはバスの中であまり携帯いじったり本を読んだりするのが苦手なので後で書こうかな。酔っちゃうので。


昨日、エクセルシオールの大テーブルでソイラテを飲んでたら、同じテーブル斜め向かいの席に50代くらいの男性2人、スーツ着た会社員らしき人が座ってきた。どうやら会社の同僚らしい。

「おれさぁ〜ほんとやんなっちゃったんだよねぇ」

どうやら愚痴のようだ。別に聞きたかったわけでもないけど、ふと他人の会話が飛んできてなんとなく聞いてしまう。話を聞いてると、どうやら会社の飲み会を開いた時に、入店前?に飲食店側からワクチン接種済みであることの証明を見せてほしいと言われたらしい。その時、飲み会に参加してたある同僚?の1人が「こんなことさせて、ワクチン打たないと入れないなんてふざけるな!!」みたいな感じで逆上してしまったらしい。あとで?その人からよく話を聞くと、本人はアレルギーか何かでワクチン接種を控えていたらしい。そういうことは、素直に言ってくれればよかったのに、あんなに逆上されちゃって疲れちゃってやんなっちゃったよ、ということだった。

わたしは、飲食店もほんとうに大変だなぁ、とか、ワクチン打てない人もいるよなぁ、とか、飲み会ってめんどくさいなとか色々な点で思うところはあったけど、1番引っかかったのは「逆上」という状態はなんで起きちゃうのかということだった。常々思ってたけど、改めて整理したい。

たまにスイッチが入ったように、相手に強く言わないと気が済まない、怒りがしばらく収まらない、という状態を目にするけど、その原因って結局「自尊心」の問題なのかと思う。自分が貶められた、馬鹿にされた、不利益を被った、そんな色んな状況に置かれた自分に耐えられない、耐性がないから、その反発で攻撃しようとする。反発の仕方が、「攻撃」しか手段が思いつかないんだと思う。そしてそもそも「反発」なんてせずに、受け流したり、差し替えたり、違う捉え方をしたりすればいいわけで、わざわざ「攻撃」するのはその自尊心がカチカチに固まりすぎてて、その不利な状況に柔軟に対応できないんだろう。言葉の攻撃(動も静も)、身体的な攻撃共に、自分の自尊心を盾で守って、自分は変えずに相手を捻じ曲げたりボコボコに壊したりする。自分は鉄壁の、カチカチのままの自尊心を守ろうとする。なにがあっても壊れない=強いと、勘違いしてる。

別にカチカチで壊れない状態が「正常」「強い」、形を変えたら「異常」「不良」「弱い」、そんな捉え方で、なおかつ相手を攻撃することしか自尊心を守る方法を知らないと、ちょっとでも傷付くことがあれば敏感にならざるを得ない。相手へ攻撃、その人の怒りのボーダーラインはどんどん低くなる。

「怒る」こと自体は、その人のパーソナリティの問題の場合もあれば、コンディションの問題でもある。「怒る度合い」もまた然り。いずれにせよ相手を不用意に傷つける行為は、この社会ではどういった状況でも回避する努力はすべきと思う。たとえその時相手に非があったとはいえ、だ。それが出来ない人は、単純に可哀想と思う。カチカチの自尊心のせいで、周囲の人の心を突き放して結果孤独になるのだから。


まだ着かないよ〜早く駅降りてご飯食べたいよ〜

2022/03/24  9:04

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