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寝台急行67列車で行くシーサケート経由クメール遺跡巡りの旅(その2)

BTSとMRTを乗り継いでバンコク中央駅に戻り、寝台急行に乗り込みます。
21時30分、定刻に発車。
途中ランシット発車までは記憶にありますが、そこからは完全に眠りモードに。

景色のいいケンコーイから先、同じく景勝地のコラートの湖、後々乗下車することになる(コラートの)タノンチラー駅、ヒンダット駅、ブリーラム駅、スリン駅、シーコラプーム駅と夢の中。

目覚めたのは、この日の第二目的地最寄りのウトゥムポンピサイ駅到着の少し前。
シーサケートには定刻6時41分到着。

プレアヴィヒアには行けないけど、違う遺跡なら行ける

一昔前まででしたら、真っ先にプレアヴィピアへ行くべきだったのですが。元々カンボジアだった場所に、ビザなしでタイから越境すること自体イレギュラーなことで、いつしか行けなくなりました。

実際には国境のタイ陸軍駐屯地までは行くことできるのですが、カンタララックから白タク600バーツに国立公園入場料400バーツの合計1000バーツを払ってまで行くところじゃないと思うので(ミリオタ除く)、ここでは割愛します。

段々と大物の遺跡も行きますが、最初は小物の遺跡から行きます。

シーサケートの駅前でタクシーを拾って、ワットカンペーン遺跡へ向かいます。
本当はノイ(小さい)遺跡も、ヤイ(大きい)遺跡も国道226号線沿いにあって、ロットゥーでも行けるのですが、最後ヤイ遺跡から歩いてウトゥムポンピサイ駅へ向かうのがかなり億劫なので、タクシーを使った方が楽です。
(実際に試したことないけど)500バーツより高いことは言ってこないと思います。300、400バーツと言ってきたらラッキーです。

まずは小さい(ノイ)方へ。規模が違うけど、伊勢神宮の外宮と内宮みたいなものですね。こちらは内宮かな?

そして、大きい(ヤイ)の方も。実際ヤイの方が大きいです。
タクシーでウトゥムポンピサイ駅に着いたら、まだ8時15分。
8時28分発の快速136列車に間に合います。シーコラプームに寄ってからスリン向おうと。
ちなみに快速列車の運賃は、2等40バーツの3等29バーツですので、絶対に2等の方がコスパいいです。

シーコラプーム歴史公園へ行きます

快速136列車はほぼ定刻でやって来て、ほぼ定刻(9時10分)にシーコラプーム到着しました。次の列車まで結構時間あるので、まずは朝食を。
食べ次第、歴史公園へ行きます。

タイ人10バーツ、外国人50バーツ。
もうさ、政府が率先してボッタくるのは止めようよ。当然入りません。

外からでも十分見学できるし、むしろ趣きのある写真撮れるし。
マレーシアみたく精々2倍以内にしましょう。

さて、列車まで時間がやたらあるので(11時46分発の快速146列車)、約1時間駅でぼーっとします。
ちなみに、シーコラプームからスリンも速達料金20バーツを2等も3等も同額取る快速列車ですので、2等に乗った方が断然お得です(2等36バーツ、3等27バーツ)。

快速146列車が、時刻通りやってきました。
そのまま時刻通りにスリンに到着するのかと思いきや、そうならないのがタイの鉄道。スリンの手前の本来は停車しない駅(ブルーシ駅)に列車が停まりました。

なんだろう?と思って暫くしたら、特急スプリンター号がやってきました。
スリン到着は10分以上遅れ。

スリンの駅に着いて、駅の時刻表見たらカラクリが分かりました。
特急21列車のスリン発車は12時11分、快速146列車のスリン到着は12時15分。
スリン付近は単線区間。時間厳守で信号無視(通票(タブレット)閉塞区間なので、厳密には無通票運転)をしたら12時13分に正面衝突しちゃうのです。

実はタイ国鉄の時刻表には、こんな矛盾が何ヶ所かあります。
ダイヤを作っている役人が、すげえ馬鹿だけど強大な権力だけあって、ダイヤを運用する現業者は、そんな役人がほんま馬鹿だと思っているが文句は言えない(階級社会だからクビが飛びかねない)。
そんな状態に、タイ国鉄やその他の公営企業・ローカル企業が陥っていることの縮図に見えます。

スリンに着きました

さて、お昼を食べましょう。

駅前の中華飯店がビビビッと来たから入ってみたら、

もしかして、タイのみのもんた。とか、白いみのもんた。とも言われていた。往年の名ニュースキャスターソラユットさんの生家?

と思ったら、違っていました。ソラユットさんから見て右へ三人目のキャスターさんでした。三人目のキャスターによく似た顔の人(お父上と弟さん?)が二人もいたから間違いないです。
何食べたか忘れちゃったが、いい店でした(凄くいい加減)

本日のお宿トーンターリンホテル到着。

スリンの尾根遺産


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