のんこのこ

看護師 バツイチ女 38歳 多少くじけ気味ですが「ありのまま」を大切に頑張っています!…

のんこのこ

看護師 バツイチ女 38歳 多少くじけ気味ですが「ありのまま」を大切に頑張っています! 仏教哲学・サイエンス・歴史がほんの少しだけ好きす。登山も大好きです。

最近の記事

大福は饅頭ではない

前の旦那との会話を思い出していた。 元夫「大福を饅頭として呼ぶことってある?」 私「ない」 …何の切り出しか。 「え?見た目がほとんど同じなのに?」 「大福はほぼ餅。饅頭はほぼ蒸しパン。饅頭の中身は餡子とは限らない」 「それだったら苺大福だって中身は餡子に限られていないし、ホイップが入ったスイーツっぽい大福も餡子じゃないやつあるよね」 ホイップが入ってなくても大福は始めからスイーツだ。…何が言いたいのか。 「誤認の線はどう?例えばテーブルの上に置かれた大福に対して『あの

    • ドッグランは世界の縮図

      私の職場の実に8割が犬を飼っている(30人中24人)。 猫派の私では肩身が狭すぎる。辞めそう。 休憩中は当然、話に花が咲く。 そんな咲き乱れている間は傍に入る私の猫撫で声など一切通用しない。…いや、遠吠えなんて良くはない。 何やら「ドッグラン」の話をしている。 犬を走らせないと夜の寝付きが悪いらしい。 どうも人間の子らしい。 ドッグランでの犬たちのコミュニティではやはり国境に壁があるらしく日本の犬種と海外の犬種は打ち解け合うまでに時間がかかるらしい。 私「言葉が通じないか

      • 見間違えるけど見違える

        「あ!猫だ!」 急いで近づいたら丸い石柱だった。 「うわ!毛虫だ!」 焦って藻搔いたら枯れ葉だった。 老眼か。いやいや、先日行った視力検査ではむしろ0.7→0.8になっていた。 自転車のサドルのゴミを払うと蛾だったし。 魔法少女になったかと思ったら夢だったし。 つくづく思う、人間は目ではなく「脳」で物事を見ているんだな、と。 そんな先日。 一日の終わりにはよくコーヒーを飲む。コーヒーといっても本格的ではなく牛乳で割るタイプのペットボトルのやつ。まだまだ暑い夜はこの冷たい

        • サラミの味は大人の味

          子供の頃、お習字に行くと「うまい棒」を1本もらえた。 うまい棒欲しさに、お習字に通っていたのだ。 この、うまい棒だが当時は味が3種類だった気がする。 チーズ、めんたい、サラミ味だ。 好きな味を選べるのだが、私は「サラミ」が何なのか分からなかった。 友人は、何も言わずに「サラミにしよう〜。」と言っていたので皆んなの家では日常的に「サラミ」が食べられているのだろうか? 友人たちが当たり前のようにサラミ味を選んでいたので、恥ずかしさから「サラミって何?」と聞けず私も当たり前を装い

        大福は饅頭ではない

          炎天下の中で1日中謎チャリの絵を書かされた時の思い出

          もうすぐ9月だといっても暑いもので。 9月が暑いことなんて、そんな当たり前のことはとっくの昔から分かっている。残暑だ。でもそう言われてみれば、その残暑という言葉は一体いつ頃から認識し始めたのか?記憶と昔を辿って行くうちに、まだ蝉の鳴く、ちょうど今頃の”あの日”が頭を過った。 「さあ、みんなこれからお外でスケッチしますよー!帽子を被って、お道具を用意して下に集まってねー!」 みんなはキャッキャ、ワイワイしながらスモックに着替え、先生の言う通りに帽子を被り、鉛筆、消しゴム、画板

          炎天下の中で1日中謎チャリの絵を書かされた時の思い出

          シンデレラフィット中

          世の中の誰もが靴は「我慢」して履いているものだと最近まで思っていた。 私の場合は靴屋の店員さんがアドバイスしてくれるサイズのものであっても「靴擦れ」を起こしてしまう。まめができ、水ぶくれができ、どれも今までに”合った”ためしがない。 今年の夏なんて3足のスニーカーが無駄になりメルカリに出した…。 家族にもそのようなきらいがあり、父親も同様に靴をたくさん買ってしまう。だから人間と靴の”因縁”は長く深いものなのかと諦めていた。 『シンデレラ』がそうだ。 いくら魔法の靴とは言っ

          シンデレラフィット中

          その間、わずか3秒!

          今日も今日とて朝の通勤。 お盆も過ぎて少しは涼しくなった。プールや海もそろそろお終いの頃合いか。水難事故にも要注意な頃合いだ。通勤は相変わらずダルい。 あっ猫。 野良の”例に漏れない”白黒で尻尾の短い猫が、人家と道路の境界にいてこっちを見ている。 はッ…! ピキピキピキーン。 「こっちに来てごらん」 「ま、待って」 戸惑う私の一歩を、紳士な猫は優しく見てくれている。 「そう、怖くないよ」 2歩目を歩くと紳士も歩き出す。 「上手だね」 3歩目、4歩目と、優しく手を取って

          その間、わずか3秒!

          「ほどほど」ほど難しい

          つい、やり過ぎてしまう。何においても。 相手を殴り殺したり、核ミサイルボタンを押してしまったり。 そんなことって良くありますよね。 冗談はさておき、「一休さん」のモデルである室町時代の僧侶、一休宗純について話してみたいと思います。この人は後小松天皇のお子様ということで今日ではそのお墓は宮内庁管理となっていて一般公開がされていなかっかったりします。 そんな”本物”の方の一休さんはこのような歌を残しています。 「門松や 冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」

          「ほどほど」ほど難しい

          鬼グモ先輩と月を見る

          台風が近づいている。ここ数日間の雨も今日はやっと陽が照らす。 久々の自転車のハンドルには、煌き揺れる「星屑の花」が咲いていた。 小さな蜘蛛。 風に揺られキラキラしながら巣の真ん中でじっとしている。 ここだと流石に邪魔だな。 そんな時、蜘蛛とポツンと目が合った。 私は今日は諦めた。 台風の翌日、巣は無くなっていた。 「どこかに避難していると良いな」 少し寂しい気持ちになった。 翌日、別の場所で再会した。巣も張り直されていた。 あの時と同じ蜘蛛。断言できる。 色も形も大きさ

          鬼グモ先輩と月を見る

          腰痛のお姫様

          私は24歳の時に腰椎椎間板ヘルニアで手術している。 腰椎椎間板ヘルニアとは背骨の骨と骨の間にある椎間板の一部が飛び出して神経に当たり、痛みや痺れなどの症状が出る病気だ。 原因は、加齢や生活習慣、遺伝もあるという。 うちの父も椎間板ヘルニアで2回手術をしている。 遺伝もあると思うが、仕事が看護師なので中腰に次ぐ中腰の毎日。 当時勤めていた病院は、電動ベッドでは無くベッドの高さを調整できなかった。 なので看護師はほぼ一日中、中腰と言っても過言ではなかった。 最初は、「あー疲れた。

          腰痛のお姫様

          38歳、美少女戦士!

          子供の頃、ごっこ遊びが好きだった。 何かになったつもりで遊ぶのがごっこ遊びだが、妄想の世界は無限大。 何にでもなることができる。 医者、科学者、お母さん、学校の先生、モデル… 特に私は妄想や空想が好きで、いわゆる「メルヘン」な世界に生きていた。 サンタクロースや妖精の存在も信じていたし、世界の平和を救う美少女戦士、魔法少女的な存在にも憧れていた。 しゃべる黒猫が突然現れる。 魔法使いのビー玉的なものが足元に転がってくる。 「ママ!なんで早く起こしてくれなかったの!」と食パン

          38歳、美少女戦士!

          自転車で寿司をもって帰る

          近所のスーパーまで自転車で10分ほどかかる。 家の周囲は畑や田んぼが多いせいか、路面が凸凹だらけで段差も多い。 前かごに荷物を入れるとガタガタと音を立てて買ったものたちが大騒ぎする。 そのため、卵はトートバックに入れて小脇に抱えて持ち帰らないと割れてしまう。 買い物の際は段差と路面の凹凸に耐えられる者たちを選んで買っていた。 先日、どうしても惣菜コーナーのお寿司の詰め合わせが食べたくて持ち帰りのことなど忘れて購入してしまった。 袋詰めの際に、これ持って帰るの大変だな…絶対ぐ

          自転車で寿司をもって帰る

          自己紹介

          25歳過ぎから十数年ほど登山にハマっていた。 当時は、暇さえあれば山に行き、給料のほとんどを登山に注ぎ込んでいた。 いつだって山の事を考え、登山講習的な勉強会にも積極的に参加していた。 次第に、山だけではなく岩登りや雪山などとフィールドを広げ、気づけば山小屋で働いていた。 山小屋での生活は、食べて・働いて・眠るの繰り返しだった。 長い事不規則だった体がリズムを取り戻していき肩の力が抜けていった。 1年の契約期間を終えて下山するとあれほど好きだった山登りを忘れて狂ったように

          朝マックへの強い憧れ

          朝マックを食べたことがない。 食べたいとずっと思っているのだが、朝早く起きられないのだ。 気づけば13時過ぎで、だらだら過ごしていると夜マックの時間になってしまう。 妹は何度も朝マックを食べているらしく、朝マックについて熱く語ってくれた。 朝マックはマフィン的なパンに挟まれている。 ポテトは、四角いカリカリのヤツで超美味しい。 ブレックファスト的な名前の自分で具を挟むセットもある。 どんな味なのだろうか、そして朝の殺伐とした時間に優雅に朝マックを嗜む人々は、どのような人々なの

          朝マックへの強い憧れ

          週3日、はま寿司に通う女

          家から歩いて3分のところに、はま寿司がある。 はま寿司が好きだから駅近より、はま近を選んだ。 仕事で嫌なことがあっても、私生活で悲しいことがあっても、いつだってはま寿司は100円でお寿司を提供してくれる。 私は、寿司の次にポテトが好きだ。 そう、はま寿司にはポテトもある。 今日は私なりのはま寿司でのお作法を紹介しようと思う。 まず、席に着いたらポテト、アイスコーヒーを注文。 (ポテトは提供に10分ほどかかる)  ポテトとアイスコーヒーと寿司??とお思いのあなた!! はま寿司の

          週3日、はま寿司に通う女

          トイレの女神様を見る…のか

          頻尿ー。 要はトイレに近くなること。私は子供の頃からこれに悩まされていた。 授業中も度々トイレのために席を立った。当然恥ずかしいし、めんどくさいし、何より担任の先生が正直のところ良い顔はしてくれない。先生の理解を得たいがために母親に連絡帳の記入を求めたが応じてもらえなかった。母親の気持ちになってその理由を考えたりもするけど結局今でもよく分からない…。 まあそれはいいとして。 私は子供の頃から「頻尿」には悩まされ続けた。 大人になると今度はドライブだ。 高速道路SAは各駅

          トイレの女神様を見る…のか