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「自分の人生で大事なこと」は、連星系のアナロジーで考える


幽遊白書状態の夢を見た


死ぬ夢を見た。いわゆる「幽遊白書の冒頭」状態で、体は動かず、意識だけがあり、その意識が動かない体を眺めているというものだ。

死んだのか、と自覚したときに感じたことが印象的だった。

「ああ、もう妻の体調が悪いときに背中をさすってあげられないのだな」
「こんなことなら、もっと私を愛してくれた家族や友人といっしょにいればよかったな」
「私の人生のチケット(時間、体力、精神力)を、そう言う人達のために使えばよかった。」
「私を必要としていないし、大事とも思っていない人や場所なんかのために使っている場合ではなかった」

でも、悔やんでももう遅いようだ。いくらあがいても、自分の体は二度と動きそうにない。

目を覚ましてから、「自分もずいぶん人間らしいことを考えられるようになったじゃないか」と思った。

コスパやタイパという流行り言葉で重要なのは「コストやタイムの節約」の方ではなく「パフォーマンスの追求」の方

人々の間でコスパとかタイパとかいう言葉が流行って、そういう言葉じりを拾って「タイパを追求するなら死んだほうが早い」みたいなギャグを言って笑いを取っていた学者もいたが、コスパにしろタイパにしろ、重要なのは「コスト」や「タイム」といった「費用を節約するという意図」の方ではなく、「パフォーマンス」つまり結果を人々が意識するようになった、ということだ。

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