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旅行先の食べ物(2018)その4 長崎編

ノンのんです。旅先グルメを中心にご紹介するシリーズ、今回は2018年の3月に行った長崎の振り返りです。

羽田〜福岡〜長崎

2018年3月初旬、友人と浦和レッズの試合を見るため長崎に行きました。東京の実家に前泊して友人と羽田から福岡までANAで移動したのですが、ANA BAGGAGE DROP(自動手荷物預け機)という新たなサービスが始まっていてめちゃくちゃ感動しました。手荷物カウンターに並ぶのって地味にストレスなので、早く地元の空港にも設置されることを願います。機内ではこのようなカップに飲み物を入れてくれました。忘れない、というのも大切ですね。持ち込んだ稲荷寿司を頬張って、福岡到着後は「特急かもめ(白バージョン)」で長崎に移動しました。

長崎市(軍艦島クルーズ)

今回は試合前日に長崎入りして観光をしました。家族が廃墟好きのため既に2度ほど訪れている軍艦島ですが、友人は行ったことがなかったため、こちらの「ブラックダイヤモンド号」で観光しました。一見変わらないように見えた軍艦島ですが、以前はあったはずの体育館の屋根が朽ち落ちていたり、レンガ造りの建造物が前よりもさらに崩壊していました。こちらはこれ以上崩壊しないようにアーチ部分などを補強したそうですが、やはり人の手が入らなくなると徐々に朽ちていくのだな〜、と感慨に耽りました。

長崎市(卓袱料理)

そして夕食はこちら「長崎卓袱 浜勝」へ。みなさんは卓袱料理はご存知でしょうか?

その昔、隠元和尚などによってもたらされた普茶料理(精進料理の一種)の配膳形式に長崎町民の間で作り出された和・華・蘭のミックスした献立がそのまま盛りつけられ長崎独特の料理を生み出しました。それが卓袱料理の始まりだとされています。(お店のHPより)

友人も自分もまだ卓袱料理を食べたことがなかったので今回はこちらを選びました。ちなみにこのお店は「リンガーハット」と同じ会社が経営してます。はい、相手チームのスポンサーです。相手を喰らう、という意味でも良いチョイスだったと思います。

鰆の焼き物や鯛などのお造り、鯨の身や本皮、蓮根のすり身の揚げ物や野菜と鶏の煮物などの和食が続いた後にドーンと出てきたのが豚の角煮でした。中華スープなどがこれに続き、白飯とお漬物をいただいた後に苺のデザートが出て、最後はお汁粉で締めとなりました。お皿もそれぞれ色鮮やかだったりシンプルだったり、このちゃんぽん具合がなんとも長崎っぽくて良かったです。

長崎〜諫早駅

翌朝、スタジアムに向かうために「特急かもめ(黒バージョン)」に乗って諫早駅へ。駅では相手チームのあざとかわいいマスコットが告知版で我々を歓迎してくれました。外に出るとすぐに左下のパンフレットをいただきました。徒歩約25分、とありますが、道々に色々な出店が出て、めちゃくちゃ呼び込みをしてくるため、ふらふら覗きながら歩いていたらすぐにスタジアムに着きました。

トランスコスモススタジアム長崎

スタジアムでも様々なお店が出店していて色々目移りしましたが、リンガーハットグループは昨日制覇したので今回は炭火焼きのソーセージとお肉たっぷりのハンバーガーをチョイスしました。どちらもとっても美味しかったです。そして試合観戦。本当に浦和のサポーターはどこにでも大挙しますよね〜(自分のことは棚に上げるスタイル)。なお、試合は悔しいことに敗戦してしまいました。

長崎市内の居酒屋

ということで、意気消沈した我々は稲佐山観光を取りやめて残念会を開催することにしました。フェリー乗り場近くの複合施設内にあるお店で、お刺身やボリュームタップリのサラダなどをいただきました。少しずつ暮れていく長崎の街並みがとても綺麗で思わずパシャリしました。

ホテルのビュッフェほか

翌日、ホテルの朝食ビュッフェをいただいたのち、長崎空港から帰りました。高速バスが混んでいて補助席に座ることになった記憶があります。機内の座席は非常口に近い席を用意してもらったので、客室乗務員の方が「富士山がよく見えますよ」「この辺りが房総半島です」などと教えてくださいました。負け試合の帰りは沈みがちですが、このように優しくしてもらえると傷も癒えます。^^;
友人とは羽田空港で軽く食事を取って解散しました。左下のソフトクリームを友人が頼んだのですが、刺さっているのはクロワッサンです。カロリーの暴力のような食べ物ですよね。

最後に、時効だと思うので書いちゃいますが、今回、旅行会社に手配してもらったホテルが浦和の選手達と同じホテルでした。前泊した夜、食事から帰ってきたらフロントのソファにチーム関係者が座っていて、むむ?とは思ったのですが、翌朝、ビュッフェ会場ですでに臨戦体制(ユニフォームを着用)でおかずのサーブに並んでいたら、友人が口をぱくぱくさせながら自分の袖を引っ張るので「え?」などと呑気に答えたら、自分のすぐ後ろに選手が並んでいました。
頭が混乱した自分は「え?これって選手に順番を譲った方が良いの?」などと考えましたが、とりあえず急いで取り分けて逃げるようにその場を離れました。
その後、改めて店内を見渡すと奥の席に選手達が座っていて、何人かは我々一般の宿泊客と同じようにビュッフェを取りに並んでいました。それからは気もそぞろで選手達を目で追っていましたが、食事中はずっと顔は冷静を装いつつ、心臓はドキドキでした。今となっては、このように選手と入り乱れて食事をすることは決してないだろうと思うと、本当に良い思い出となりました。

以上、どきどきワクワクの長崎旅でした。次はどこに行くのでしょうか。。。


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