Twitterを始めて何年経ったか思い出せない。
確かフジテレビのドラマ「素直になれなくて」が放映されてて、しぶやなうとかドロリッチなうとか、ああいうのがまだ存在していた頃。
さっき調べたら12年前だって。ワオ。干支回っちゃってる。

人生の酸いも甘いもTwitterと共に過ごしてきた。
いろんな友達も仲間もできたし、オフ会は数えきれないくらい行ったし、フォロワー同士でゴールインしたカップルの結婚式に呼ばれたこともあった。
近年はモノを創る人たちに囲まれて切磋琢磨をしてきたし、いろんなものを吸収して蓄積して、時に表出するようなこともしてきた。

けれど、ふとそれに疲れてしまった。それが最近。
才能というのは下を見たらキリがないし、上を見てもキリがない。自分らしくありたいと思いながら、いろいろなしがらみがあって自分らしく生きられない。
周りに合わせ続けて背伸びをし続けて、完全にエネルギー切れを起こしてしまった。
この話はまた別の機会にしよう。今話したいのはコレじゃない。

Twitterというのはマジで時間泥棒で、何でもかんでもリアルタイムに流れてくるので、囚われてしまう。
ずっと見ていないと流行に乗り遅れてしまうというある種の強迫観念すら覚えてしまう。それくらい、12年間わたしはTwitterに執心していた。
12年間のうち「ツイ禁」できたのは1日だけ。マジ。

鯖落ちすると出てくるクジラも、一定間隔以内に128ツイートすると規制状態になってツイートできなくなってしまう現象も、ラピュタの「バルス」にTwitterが耐えられるのかとか、ふぁぼがいいねに変わった瞬間も、日本語ハッシュタグが実装された瞬間も、そういうのを一通り見てきた。
オフ会で「10年後もTwitterやってるかなー？」とか笑い話にしていた昔のわたし達。安心していいよ。毎日元気にツイートしてるから。

そんな自分の人生の礎のようなTwitterに、急に醒めてしまった。何故だろう。
いろいろ理由はあるけれど、まずはタイムラインを見続けるのに疲れてしまったから、というのがあるかも知れない。
絶えず新しい情報がインプットされ続けるのに、疲れてしまったのかもしれない。

どちらかと言わなくても内向的なわたしはTwitterに自分の生きる世界を見出していたけれど、そろそろ別の場所へ行く段階なのかもしれないな、と思った。
TwitterはTwitterで残しておきたいけれど、何か別の場所を見つけたい。新しい自分を探したいし、可能性に目を向けたい。
だから思い立って、noteを始めてみたっていうのもある。
飽きっぽいわたしのことだから、いつまで続くかわからないけれど、お付き合いください。