エリックゼミ―メタバースプロジェクトの本格始動に向け、最先端なメタバースを肌で感じるべく、株式会社Psychic VR Labを伺った。株式会社Psychic VR Labは「人類の超能力を解放する。」をミッションに、「空間を身にまとう時代」の創造を目指している。そこは私の想像もつかない最先端な世界で、まるでタイムトラベルをしたような感覚になった。

私自身、父が携わる南部鉄器の魅力を世界に広めたいという幼い頃からの夢を現実にするため、エリックゼミにおいて『伝統工芸品×メタバース』をテーマに事業を構想中である。
そんな私は今日まで、メタバースに「教育やビジネスにおいてのエンパワーメント」という印象をうけてきた。しかし、実際は私たちの知らない新しい常識であり、社会を変革する存在なのだ。

現実世界の多様な活動を仮想空間で行うことで、距離や身体能力などの制約を超えて体験できる。それはパソコン上のクリックやスクロールなどとは異なり、体の動きに連動した自然な動きなのだ。
また私の大好きな油壷マリンパークがVR空間内で再オープンされたことを知り、空間にあふれる思い出と歴史を保存することもできるメタバースにこれ以上ない可能性を感じた。

メタバースは農作物や製品などをリアルに生産し、富を蓄える世界から、価値観を共有する世界や、過去の膨大なデジタルデータが価値を生み出す世界へと社会を変革する。

メタバースは人類に新たな豊かさをもたらす可能性を秘めている。そんなメタバースに挑戦していきたい。