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長期留学中に感じる「根源的な孤独感」の正体について、考えてみた。

長く海外に来てる友達、みんな一回は絶対言うワード、

「寂しい」



私もカナダ来るまでは、留学生活がこんなにも孤独感との戦いになるなんて、知らなかった。

だから考えてみた。
何でこんなに寂しいんだろうって。


多分、
「自分の居場所はここだ、ここに所属しているんだ」
っていう、安定感を感じずらい、あるいは、安定した居場所を保ち続けることが難しいからじゃないかな
と、結論づけた。


例えるなら、人生のステージが変わったとき。
高校卒業して、大学に行くとか、社会人になるとか。

これまでの人間関係はもちろん残ってるけど、新しいところで「自分の居場所を作って行かなきゃならない」感じ。
あれが、カナダではずっと続いてる印象、かなぁ。


カナダに来る日本人、みんな来るタイミングも、来る目的も、帰るタイミングもバラバラ。

あと、母国を出て海外に来るってことは、みんな何かしら覚悟というかがあるわけで。
だから(人のこと言えないけど)みんなどっかしらすごい個性的な部分があるというか、とがっている部分があって。


そんな一人一人がかなり個性的な日本人の中でも、割と馬が合う人、何でも話せる人にやっと出会えた~!!泣 と思っても、割とすぐ帰国しちゃったり。っていうか、そういう人に限って帰国するのが早いの。

誰かこの現象に名前をつけてくれ…



ほんとにほんとに、しんどい。
こんなに出会いと別れを経験すること、今後あるのだろうか。



私は、人見知りとかしないし、初対面から結構話せるタイプ(MBTIはEから始まるタイプ)だけど、別に陽キャじゃない。
適当にうわべだけの会話するの、苦手。死ぬほど考えて、頭ぐるんぐるんに回転させて話すのが好き。もうこれ以上何も考えられない~ってくらい、思考するの。



私は、本当に一部の人、信頼できそう!って思った人にしか、心は開かないタイプだ。
何か相談したいことがあっても、「人を選ぶ」。
「この人にはこの分野、あの人にはあの分野」って、担当を分けてる、笑
そうじゃないと、期待してた答えとは違うのが返ってきたりして、自分で聞いたくせに逆に疲れて、「あぁ、聞かなきゃよかった」ってなるから。笑


つまり、もともと腹を割って話せる友達が少ない上に、分野まで分けてるから、「A担当の○○ちゃん、あと2ヶ月で帰国しちゃうの!?そこの後任は誰に任せればいいの????涙」ってなる。
自分がせっかく築いた、「居心地のいい関係、居場所」なんて、一瞬にして消える。無くなる。


そのくせ、交友関係を積極的に広げに行こうとしないんだから、自分でも意味わかんないわ。自分。

難しい難しい。

そして、寂しい。






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