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今日のなんでもない日記

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放っておいたら、しゃぼん玉のようにいつか頭から消えてしまいそうな、だけれどどこかに残しておきたいような、ふとした日常のひとりごと。昔のmixiのような、とりとめのない文章を認める… もっと読む
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#まいにち日記部

友達について

昨日、いや一昨日だったっけな?友達と電話をしていて、わたしが「○○さんの事は大事な友達だと思っているよ」と告げると「僕は友達の明確な定義がわからないんだよね」と返ってきた。 ドラマだったら次にくるのは「だって君のこと、こんなに愛してしまっているんだもの」とか「君は僕にとって特別すぎるから」なんて甘ったるい台詞なんだろうけど、単純にこれは言葉のまま純粋な「友達の定義ってなんだかわからん」というストレートな返答でした。なんという期待外れ。 わたしは普段そんなに小難しいことは考

頑張らない理由より、頑張る理由を探したい

こんなタイトルだけの記事が下書きに眠っていた。いつ書いたものだろう。 もしかしたらここに綴る言葉達は、このタイトルを書いた時の気持ちとずれているかもしれないけれど。そしたらごめんよ過去のわたし。 「20代の頃はがむしゃらに頑張っていたけど落ち着いた」とか、 「必死に何者かになろうとしていたけれど、無理しない、いまは何者でもない私がいいと思ってる」という言葉を、 ここ最近、というより30代にはいってよく聞くようになった。 よく言えば周りが落ち着いてきたのだ。 友人たちの、赤や

11月に出会ったときめくもの

いつもまとめたいなあ、まとめたいなあ、と思いつつ月末をバタバタと過ごしてしまって(要領の問題)さぼってしまう。ので、11月のこの、ちょこっと開いた隙間時間(といいつつ仕事をさぼっている)を使ってnoteを書いています。(金曜ロードショーのルパン三世観ながら) 今月はたくさん「うおお、かわいい...!」に出会いました。 自分が作ったものだったり、違うものだったりもごちゃまぜに。 - 自由にどこへでも連れていってくれそうな靴。HTHREE 台湾から生まれた革靴ブランドHTH

ときめくバンコクの歩き方レシピ (#バンコクのち暮らし)

9ヶ月のあいだ、タイ・バンコクに暮らしていました。 移住先にタイを選んだのは、正直なんとなくで(何度も足は運んでた)、でもこの”なんとなく”な感覚って人生にとても大事なものだなあと思っている。常に「理由がなくても好き」を選んでいける人生でありたいと常々思っている(ぽい)ので、本当に、自分で選んだ場所に住まいを置いてみる、という感覚は、何だかすごく楽しい9ヶ月間でした。こうやって場所を選んで住む、ってもしかしたらはじめてだったかも。 現地からは主にTwitterにて、「#バ

サマルカンドブルーに染められて(ウズベキスタン・サマルカンド)

トルコからウズベキスタンへ渡って早6日目。「ウズベキスタンに来たならぜったいに行った方が良い!」と地元の方から熱いラブコールをもらった町「サマルカンド」へ足を運ぶ。 タシュケントからは列車で4時間(早いやつだと2時間で着くみたい)揺られて到着しました。 サマルカンドブルーと呼ばれる青があることは知っていたのだけれど、ネットやパンフレットを見るとあまりの青さに「流石にここまで綺麗ではないだろうなあ」と加工の力だろうなあと斜に構えていたのだけれど、実際に足を踏み入れてみて驚いた

他人への「悔しい気持ち」は毒にしない

他人への「悔しい」という気持ちとお別れすることはなかなかにむずかしい。 どんなに「人は人、自分は自分!」と言い聞かせても比べてしまう時があるし、他人の活躍がどうしても羨ましいと感じてしまうときがある。(もちろん私にもある)そんな自分に自己嫌悪を抱いてしまったり「ああっなんで私は!こんなに!ダメなんだろう!」とひとり勝手に、悲劇のヒロインという名のプールに思いきりドラマチックダイブを決めてしまったりする。 だから確かに「悔しい」の気持ち自分を成長させてくれる大切な栄養だけれど

「旅と仕事のバランス」がどんなに難しくても続ける理由

「旅をしながら仕事する」を再開してあっという間の1ヶ月。このスタイルは3年前の世界一周時にスタートして、もうすぐ4年目になるのだけれど、今でも息切れすることが多々ある。 ともだちで旅人の前田ルイスさんがこんなつぶやきをしていて「そうなんだよなあ」とうんうん頷いてた。 海外旅行をしながら仕事もしてると7:3ぐらいが精一杯ですが、 定住スタイルだと5:5で仕事と両立できる ということが分かりました。 この「7:3くらいのバランス」ってすごくわかる。今もトルコ・ウズベキスタン

自分を嫌いにならない魔法のかけ方

トルコからウズベキスタンに移動してきました。 まだまだ旅は序盤だけれど、美しい。青好きにはたまらない国です。今回はフリーディレクターの友人と現地で合流して、しばらく一緒に旅したあと、またひとり旅に戻る予定です。次はインドへ。 「自分を嫌いにならない程度にしておこう」 トルコを一緒に旅していたそして昨年まで一緒にシェアハウスをしていた旅仲間の伊佐さんの言葉で、すごい好きなものがあって。多分彼女は覚えていないのだけれどそれが「自分を嫌いにならない程度にしておこう」の言葉。

今が怖いんじゃない。この先もずっと怖い

「世界を旅したいけれど、1歩が踏み出せないんです」 そんなお悩みが、わたしと伊佐さん(アイキャッチはお気に入りの彼女)で設置した質問箱に届いていた。 (これ今ふたりで絶賛作成中なので、ご質問くださった方ありがとうございます...!もう少しだけお待ちいただけるとしあわせです..) わたしも一歩がなかなか踏み出せなくて、気づけば11年経っていた人間なので、わかるなあ、わかるなあ、とうなずいてた。 この「一歩が踏み出せない」には色々理由があると思うのだけれど、わたしの場合は

「インタビュー」は自分を知るための処方箋

先週、今週とふたつのインタビュー記事が公開されました。 ひとつは私が愛してやまないFUJIFILMさんの公式サイト。 カメラの話を中心に、設定や暮らしの話をさせていただいています。 「素通りしてしまいそうな道端の花にもカメラを持ってるから気づけたりする。空がいつもより青かったり、コップに入った水が光を受けて美しかったり。そういう事に気づけると、1日の幸せ量が増えるじゃないですか。 X-T3は日々にときめきを見つけ直してくれる最良のツールで、パートナーだと思っています。」

独断と偏見で選ぶトルコで食べたおいしいもの

くいしんぼうな私がトルコ3週間の滞在で、美味しい!とおもったものを唐突に記しておきます。 いつか誰かのなにかの役にたちますように...! ちなみに厳選したのはこんな視点。 💠・もう一度トルコに行ったとしたらわざわざ食べたい 🌸・食べるためだけにちょっとトルコも行っても良いかもしれない 🥀・まいにち食べても「ああ、美味しいな」って思ったもの 🌸 1. Emin Ustaのサバサンド初日に港で食べてがっかりしたサバサンド(何故か付属のレモンも塩もマヨネーズも全然味がしなくて「

旅を綴りはじめて3年目

相変わらずトルコにいます。ほぼもう最終日に近くて、ここからはウズベキスタンへ。そのあと寄れたらインドでチャイのスパイスを調達して、タイの自宅に1度戻って。そのあとは日本に1回帰ろうかなあと思っています。 相変わらずのぐるぐる生活。 こんな生活をしながら、旅のあらゆる事を綴り始めてもう3年が経ちました。手探りで生きていたから本当あっという間。 初めての海外旅行=世界一周だったことと、初めてのフリーランス=ノマドだったダブルの「初めて」がどんなに大変だったか全くわかっ

「人種」の箱分けに、どんな意味があるというの

先日、台湾の友人を撮影させてもらった。 彼女達と出会ったのは空港からカッパドキアに向かうバスの中で、2人席にぎゅうぎゅう詰めにされた私と彼女達とで、今台湾ではやっているタピオカはどれだの、日本人は休み取りにくいのに、なんであなたは1ヶ月も旅ができるのだのワイワイ話していたら「写真撮ってほしいな」と彼女。 もちろん、と二つ返事で返して、翌朝彼女たちのホテルに向かった。 彼女達の宿泊していたホテルはカッパドキアでも有名な気球のビュースポットで(結局来てみてわかったのはどこの

わたしは多分地球に許されたい

フリーランスになってからの3年間、稼ぎの一部を寄付に回している。 なんとなく目についた難民支援と、大好きな保護猫の団体へ。家族や友人にその話をたまにする機会があると「すごいね」とか「良いことだね」と言ってくれる。けれどいつもそこで、首を傾げてしまう。 わたしは寄付することが当たり前だ、と目をキラキラさせて言える強い心は持っていない。だってお金を稼ぐ事の難しさも、日々、自分や半径1m以内の生活を守ることの大変さも、十二分に知っているから。誰もが毎日を精一杯を生きている中、