Foveonセンサーというカメラ沼の一つの終着点(あるいは更なる…)
2023年は、色んなカメラを物色していた。
SONY α7 Ⅳで色んなオールドレンズを試したり、Nikonのフィルムカメラを買ったり、その中でたどり着いたのがFoveonセンサーだ。
Foveonセンサーは、Foveon社が作ったセンサーである。最近のベイヤー配列のセンサーと色の捉え方が違うのが特徴だ。
このFoveon社は現在はシグマの子会社であり、シグマのカメラで搭載されている。
現行でFoveonセンサーの新機種というのはなく、ほとんど中古で買わないといけない。
今年はメルカリで、SIGMA DP2xとDP3 Merrillを購入して使った。
今回は、Foveonで撮った東京の様子を掲載しながら、雰囲気を紹介したい。
焼肉の写真。まず驚いたのが、Foveonセンサーはコントラストがしっかりでる。暗い部分が自分の思っている以上に暗く移るので、初めは新鮮だった。
よくみると、黒も潰れすぎていることはなく、質感がしっかりわかるので撮っていて楽しかった。
銀座近辺の高速道路のあたりを撮った写真。Foveonはコントラストがしっかり出つつ、細かい細部の部分も鮮明に映る。拡大していくとここまで解像しているのかと驚くことがある。
外で撮っていると、普段使っている様な、α7 Ⅳと雰囲気が異なっていて楽しい。
よくFoveonのレビュー動画を見てみると「空気を写している」と言われることがあるが、確かに上手く撮れると、一瞬を切り抜いた雰囲気でとれる。
この光と影のコントラストも、撮って出しの時だとここまで出にくい時があったので楽しい。
ふとした、影が落ちる場所もFoveonで撮ったらどうなるんだろうと撮ってみて、後でiPhoneで見て驚くことがある。
なんというか存在感が今までよりも強調されて撮っている感じがする。
写真を撮って現像する楽しさを感じさせてくれるカメラだ。
まだまだ遊び甲斐のありそうなので、当分使っていくだろう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。普段カメラを持ち歩いて散歩するのが趣味です。X(@noopost)でも写真をあげていたりするので、ぜひフォローして頂けたら嬉しいです。
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