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楽しい思い出が形に残る最高の「飲み会カメラ」は何か?

社会人になって、飲み会に行くことが多々ある。
楽しい飲み会はとても刹那的だ。少なくとも2時間ほど一緒にいるが、気づいたら解散まであっという間になる。

大人数の飲み会の写真

お互いの心の中で思い出をとっておくのも良いが、写真を撮って後で共有すると、みんなの中で形になって残るのでおすすめだ。

色んなカメラや、レンズを物色していた自分から、最高の「飲み会カメラ」を4つ提案したい。

私が考える「飲み会カメラ」の条件は以下のようになる。

・会話を邪魔しない「手軽さ」
・瞬間を見逃さないような「広角レンズ」
・暗い時でも撮れる「明るいレンズ」

ちなみに、この条件に速やかに当てはまってしまうのは、iPhoneだ。
iPhoneならびに最近のスマホは最強すぎる。

今回の読者はスマホの描写に飽きてしまった方を対象として、ここではスマホにはできない表現ができるカメラを紹介する。

※注意
・作例に出てくる人物は、灰色で加工しています。どうか伝わってくれ!!
・実験的にカメラを写した画像は背景に生成AIを使っています。作例にはAIは用いられていません。


料理もサプライズもすぐに撮れる "RICOH GR Ⅲ"

(GR3貸出中につき、GR3xの写真です…!)

まず、RICOH GR Ⅲは、自分が見た場面を残せる最高の「飲み会カメラ」だ。
フルサイズ換算で、28mmという画角は全体を写せ、F2.8によって暗い場所も撮りやすい。

マクロモードでは料理を撮ることができ、抜群の機動性から飲み会でのサプライズをすぐに撮ることができる。

美味しそうなものが出てきたらすぐ撮れる

小さい筐体も飲み会の会話を邪魔せずにさりげなく場面を抑えることができる。

酢豚美味しかった

強いて飲み会での欠点をあげると、このカメラは、モニターが反転しないので、自撮り的に集合写真を撮ることが苦手だ。万が一集合写真を撮りたい時は、お店の方に声をかけて迷惑のならない範囲で撮ってもらうことをおすすめする。

知り合いが合流した場面


暗い場所や自撮りもできる "RX100"

RX100 M3

RX100はとても良いカメラだ。このカメラを持っているユーザーは、皆コンパクトさにある高性能さに驚愕するだろう。

タバコの箱ほどの小さな筐体に、フラッシュ、ファインダーが内蔵され、さらにはチルト液晶で、自撮りもできる。

チルトで自撮りができる
お好み焼きの鉄板から

最新のRX100Ⅶでは、フルサイズ換算で24mm~200mmまでをカバーする。「逆にできないことはなんだ」と思わせる最強の高性能カメラだ。

焼いてくれるタイプのお店

飲み会の際も、24mmという画角でf2.8を使えば、型落ちでも十分に機能するので、ぜひ使ってほしい。

美味しいものしか入ってない鍋

ちなみに動画がメインではあるが同系統のZV-1 / ZV-1fもおすすめだ。これはフラッシュがなかったり、レンズの画角が異なるため、スチル(静止画)を撮る方は、RX100から見てみてほしい。


手軽に最高の描写を目指す "SONY α7 + FE 24mm F2.8 G"

α7Ⅳ + FE 24mm F2.8 G

個人的に気に入っている組み合わせだ。
フルサイズの筐体の中では、小さいα7と、Eマウントの中で小さいFE 24mm F2.8 Gの組み合わせだ。

横はこのくらい

Eマウントには小型の良いレンズがたくさんあるが、このFE 24mm F2.8 Gはこのサイズで最も広角かつとても小さい。私はこのレンズを「最強の飲み会レンズ」と呼んでいる。

他には、Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZAという小型で軽い良いレンズはあるものの、10年前のレンズであるのと、20mm台でかつ詰まった機能があるのこのレンズには飲み会では劣る場面が多い。

自撮りもできる

また近年のα7は、モニターのバリアングルが標準となっているので、自撮りも撮りやすいのが良い。

バリアングルモニター


α7のなかでα7c系統を選べば小型で手軽に飲み会に持って行ける。組み合わせた時の大きさの目安は、ユニクロの名作バッグ「ラウンドミニショルダーバッグ」に収まるくらいだ。

海老
外で自撮りをした

ちなみに同様に小型のフルサイズでは、Sigma fpもある。あれも小さくて最高のカメラではあるが、電子シャッターによるフリッカー効果(しましま)が出てしまいやすい点と、Lマウントで小型のオートフォーカスが使えるレンズが限られているので、今回は候補に入れなかった。

解散後に異次元に盛り上がる "Insta360 X3"

ここまでは普通のカメラのみを紹介したが、360度カメラもぜひおすすめしたい。

Insta360 X3

まず360度カメラは、大変素晴らしい。
360度撮れるので、「画角」という考えから解放される。このカメラがあるだけで、全てが撮れるのだ。

普通のカメラであれば、多少画角を意識して、フレームに収まるような構図を考えたりする。場合によっては、被写体に「もう少し寄って」とお願いすることもあるだろう。

360度カメラはそれがない。その場の「空間」が切り取れるのだ。
これは究極に自然な状態が撮れると言えるだろう。机の真ん中に360度カメラを立てれば、全員が綺麗に撮れてしまう。
動画でも静止画でもどちらも撮れるこのカメラには文字通り視覚がない。

帰り際にさっと撮る

アプリの出来も素晴らしく、たとえば、1分ほど動画を撮っていたら、自動で見やすい形に編集をしてくれる。

これは360度から16:9の動画に変換もしてくれるので、360度で見ることを強制せずに皆に共有ができる。

また、360度カメラの静止画はLINEが対応している。LINE上で、360度で見れるのだ。飲み会の後のグループLINEに360度の画像を送るとめちゃめちゃ盛り上がる。

雑に撮っても全員が入る

他にも360度カメラの素晴らしさはここでは書き足りないほどあるので、また今度、何処かで書こうと思う。

一点、懸念があるとすると、360度カメラのプライバシーの問題だ。そもそもカメラで撮影すること自体、参加者への配慮が必要だ。これは自分たちのグループだけでなく、周りのお客さんも含まれる。

360度カメラは空間全体を切りとるため、撮られている側が意識していない状態が撮れている。参加者の方には360度カメラで撮ることを認知させた上で使うことをおすすめする。

最後に

今回は私が使ったことのあるカメラを中心に紹介した。
とはいえ、私はカメラを選ぶときの判断軸に「飲み会で使えるか」があるので、市場に出ているカメラの中で、かなり飲み会で使いやすいものを選んでいると思う。

このように撮影をしていた。

今後、新たな飲み会カメラや、現時点でより最適な飲み会カメラがあれば、ぜひ教えてほしい。

おまけ

川の上のカメラたち

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