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イマジナリー芸人

こんにちは。
3月末より再就職をして、なんとか元気にやっています。

新しい職場に行っても、やっぱり嫌なこととかつらいことは絶えなくて、毎日ヒェ〜!の日々を送っていますが、そんな私を支えてくれている存在がいます。

それは“イマジナリーひわちゃん”と“イマジナリー松村さん”。

心の中に、ママタルトの檜原さんと、ひつじねいりの松村さんを住まわせて、なんとかやっています。
私がヒェ〜!となったときに、ふたりが現れて、私に話しかけてくれるのです。

私はかなり落ち込みやすい人間で、例えば教えられたことが出来なかった時、「ああなんて自分はダメなんだ…」とすぐバッドに入ってしまいます。
そんな時は、イマジナリーひわちゃんが『こんなんムズすぎやろ!!すぐ出来るやつなんか天才やからそもそもこんなとこにはおらんやろーー!!!』と言ってくれるので、「それもそう…これは課された課題がキツすぎる…」と、“できない自分”を肯定できています。

なんだか上司がみんな忙しそうで、分からないことあるのに質問もできないよ…という雰囲気になっていれば、「うわ〜ヤバヤバどうしよう聞かなきゃなんもできないのになんも聞けない、指示待ち人間になってしまう…」とパニックに陥りますが、イマジナリー松村さんが『なんやみなさんえらい忙しそうですなぁ!』と一緒にその雰囲気をご陽気に表現してくれるので、一旦深呼吸をすることが出来ています。

勘の良い人や、私と同類の方はもう気づいているかもしれませんが、イマジナリーひわちゃんも、イマジナリー松村さんも、綺麗に表現しているだけで、実はいわゆる“夢小説における檜原さん”“夢小説における松村さん”と、あんまり大差ないんですよね。
だから私は檜原さん、松村さんとの夢小説を生活ベースにしている激ヤバ夢女とも言えるわけです。chu!キモすぎてごめん

でも、別に私は檜原さんや松村さんに対して夢女子的感情は全くなくて、ただ、檜原さんの人間性はとても尊敬していて、ひわちゃんみたいになりてぇな〜と常々思っていますし、松村さんの言葉は疲れている時に触れたらそのあたたかみに涙が出てしまうほど大好きなのです。
人は、自分に無いものを持っている人を好きになる、なんてのも言いますが、この2人は、まさに私が欲しいもの、私の理想を全部もっている2人と言っても過言ではないほどの存在です。

イマジナリーひわちゃんとイマジナリー松村さんが喋る言葉は、もちろん実際に発していたフレーズの場合もあるかもしれませんが、基本的には私のその時その時の境遇に合わせた言葉です。

結局は、“私が言いたいけど言えないこと”や、“私が思いたいけど思えないこと”を、私に無いものを全部持っている2人が代弁してくれているという形になっています。
私が自分の出来なさに落ち込んでいる時に、イマジナリーひわちゃんが『こんなんムズ過ぎるやろ!!』と言っている時は、私も深層心理では「こんなんムズ過ぎるやろ!!」と思っているわけです。

言いたいことも言えない世の中はpoisonです。どんなに些細なことでも、自分の本心に嘘をついていたら、いつかそれはチリツモで大きなストレスとなって自分自身に襲い掛かります。絶対に。

自分の本心を出すことは難しい。to difficult to 本心の露出。でもそれをしなければ、健やかには生きていけないのです。

もちろんそれを苦としない人も全然いると思います。いつもちゃんと自分の本心を言える人。
だけど少なくとも、私にはそれはちょっと難しくて、なかなか苦労してしまう。それが後で巨大なストレスとならないようにしなれけばと思うのに、なかなか上手にできない。私は自己肯定感や自尊心も嘘ぐらい低いので、私のような人間がその本心を持つことすら許されないのではないか、と思ってしまうのです。

そんなとき、彼らは私の代わりに、私が本当に思っていることを言ってくれる。最早、私の健やかな生活にとってなくてはならない存在なのです。

もちろん、ラジオやライブ、Twitterなどで2人が実際に発していた言葉にも多く救われています。
他にも好きな芸人さん、憧れの芸人さん、尊敬している芸人さんがたくさんいる中で、檜原さんと松村さんが現れたのは、救われた経験があったからだと思っています。

芸人さんに限らず、自分の本心を代弁してくれるような存在が心の中にいるというのは、とても良いライフハックだと思います。当たり前のことかもしれないけど、もし私と同じような悩みを持っている方がいれば、ぜひお試しあれ。


ひとつ気をつけなければ行けないのは、なにかマズいことが起きた時、イマジナリーひわちゃんが『それはあかんやろ大鶴肥満』と、かなり高確率で肥満さんに声をかけてきます。これはママタルトの媒体をチェックしている時間が長ければ長いほど、肥満さんが現れやすくなります。
そうなるとこちらも大鶴肥満として返事をするしかなくなるので、“自分の内なる大鶴肥満=インナー大鶴肥満”が現れてしまい、「そうだよなぁ…」と180キロ返事が出てしまいます。これはさすがにまーごめです。
とはいえ、インナー大鶴肥満が現れた時には、それはそれでちょっと優しい人間になれる気がしていますが……

そんなところで。
4月になっていよいよ多忙な時期ですね。どうぞみなさん健やかで。

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