5大栄養素について(ビタミン)

【はじめに】

今回は先に紹介したたんぱく質・脂質・炭水化物の代謝を手助けしてくれるビタミンについてまとめていきたいと思います!

【1.ビタミンとは】

ビタミンは単体ではエネルギー源にはなりませんが、エネルギー源となる3つの栄養素の代謝を助けてくれたり、身体の調子を整えてくてるなど大事な役割を持っています。
定義としては「動物が正常な生理機能を営むために必要不可欠であるが、その必要量を体内で作れないので体外から取り入れなければならない有機化合物のうち、必要量が微量であるものの総称」とされています。
この定義づけからも食事でしっかりと摂取していかなければならないことが分かると思います。

【2.ビタミンの種類について】

ビタミンには水に溶ける水溶性のものと油に溶ける脂溶性のものがあります。
水溶性ビタミン
・ビタミンC 
・ビタミンB1、2、6、12
・葉酸
・パントテン酸
・ナイアシン
・ビオチン
ビタミンC以外をまとめてビタミンB群と呼んだりします。
脂溶性ビタミン
・ビタミンD
・ビタミンA
・ビタミンK
・ビタミンE
※前項でビタミンは体内で作れないと書いていますが、例外としてビタミンDは
日光を浴びることによって体内で作ることができます。

【3.ビタミンが不足すると】

ビタミンが不足するとさまざまな病気になる可能性が高くなってしまいます。
病気と言っても現代の日本で普通に食事をしていればまずかかることのない病気です。
例を挙げると、ビタミンCが不足すると発症する恐れがある「壊血病」です。アニメ ワンピースでも壊血病のシーンが描かれていますが、実際に船乗りたちに多く発症してしまった病気です。
また、ビタミンB1が不足すると「脚気」に、ビタミンDが不足すると「くる病」に、ビタミンAが不足すると「夜盲症」に、ナイアシンが不足すると「ペラグラ」になってしまう恐れがあります。(ざっと例を挙げるだけでもこんなにあります)

ビタミン欠乏症を防ぐには「日本人の食事摂取基準」で定められた量を意識すると摂取すると良いと思います。欠乏症を防ぐための摂取量を設定してくれています。
前述したように普通に食事すればまず不足することはないですが、災害時には注意が必要だと思います。支給される食料には主食(米・パン)が多く、品数が少ないと聞いたことがあります。(ビタミンが多く含まれる柑橘類や肉・魚が少ない)

【4.さいごに】

今回はビタミンということでいかがだったでしょうか。ビタミンは種類が多いのでそれぞれを紹介するとボリュームが多くなってしまうので、全体を包括した内容にさせてもらいましたが、単一の栄養素をまとめた記事を書きたいと思っているのでこれからもよろしくお願いします!


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