グロースとデザイン
どうやら僕はロマンを求めてるみたいだ。
グロース活動を通して、プロダクトが成長することを最近素直に喜べていない。
定量分析からボトルネックを見つけて、仮説を立ててスピーディーに改善していくことに、どこか「虚しさ」を覚えている。
プロダクトを運営する組織として、グロースはとても大事だ。
そんなことはよく分かっている。ただ、どうしても不明確な未来にワクワク出来ないのである。
「数字は上がっている。Aという施策は効果があった。」
この数字が上がることで、世の中に与えるインパクトはどんなものがあるのか、生活者はどう変わったのか、行動をどう変えたのか、ここが全く見えない。
この景色が見たくて仕事をしているのだが、今行っているグロースハックにはこういったロマンが見えない。
だから、とてももどかしい。
数字は強いし、説得力がある。
ただ、その数字がどれほどの意味を持っているのか、僕らプロダクトを運営する人たちはよく考えなければいけないんだなと思った。
プロダクトを通して、どんな価値を人々・社会に還元していきたいか、どういうふうに変えていきたいか、どんな世界を創り上げたいか。
そこに盲目的にならずに、もっともっと議論していってもいいと思う。
「プロダクトのグロースをもっとデザインしていきたい。」
そう思った新年だ。
今年度も、頑張ろう。
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