「マルセルダイスに行ってきた」


私事ながら、2月23日に結婚式を終え、
翌日から新婚旅行でフランスに8日間行ってきました。
前半はニース、後半はパリに滞在しました。

タイトルの通り、今回はマルセルダイスに行ってきた話。
マルセルダイスは、紛れもない私のワインヒーローであり、
新婚旅行ではありましたが、妻にお願いし、付き合ってもらいました。

こちらの記事では、マルセルダイスまでの行き方、
そこでの出来事について書いていきたいと思います。

まず、2週間ほど前に、InstagramのDMでアポ取り。
「見学には来ていただいてもかまいませんが、オフシーズンのためテイスティング等のイベントは予定ありません。」
的な返信をいただき、あぁ〜、と思いながらもせっかくなので訪問を決意。

今回、パリから日帰りでの訪問。
朝一、TGVに乗って2時間ほどでストラスブール、
そこからTERでセレスタ(ストラスブールの次駅)まで
ここからUber(おおよそ20ユーロ)でマルセルダイスに到着。
おそらくパリから3時間程で到着できると思います。

あくまでイメージですが、
TGVはフランスの新幹線、TERはフランスの郊外(特急)電車

ブレてて申し訳ありません。
アルザスの葡萄畑(Uberの車窓から)です。
季節的にハゲていますが、あまりの美しさに気持ちが高まりました。

駅からバスでのアクセスも可能とのことでしたが、
ざっくり1時間に1本あるかないか、くらい。
平場でタクシーを捕まえるより、Uberが安心かつ安値かと思います。

ドライバーとお話ししながら20分程、
名だたるアルザスの村を超えて、マルセルダイス到着。
本当にずっと来たかったので、胸が熱くなりました。

そして、スタッフの方に挨拶をし、
展示物を見学していると、突如奥様登場。
まさかの私達だけのために、テイスティング会開催。

写真のように、Google翻訳で説明しながら、
土壌の実物(土砂や岩石)を用いながら、2種類ずつ比較テイスティング。
エントリーラインから、限定物、グランクリュまで7〜8種類くらいいただきました。
テイスティングとは言え、リーデルの高級グラスに並々注いでもらいました。
ワインは相変わらずの美味さ、普段できない比較試飲、奥様の説明も私には刺さりまくる内容。
ブドウ、土壌に対する愛、自然派思想、哲学、感銘を受けました。
「とにかく目を瞑って飲め、自然が教えてくれる」的なことを再三言っておられました。

大好きなワインをたくさんいただいた上に、貴重なお話を聞き、
もう胸いっぱいで、感動のあまり涙が溢れていました。

「もしよかったら、記念に買って帰ってください。」と、
ワインリストを見せていただき、夫婦で一本ずつ購入。
妻は、ベルケム。私は最後に飲ませていただき印象的だった、グランクリュでトップキュヴェのひとつ、シュネンベルグを購入。
ワインリストには、貴重なバックヴィンテージもありました。

ちなみにワインの価格、フランスでは気持ち安いかな?くらいでした。
ユーロ高の影響もあるでしょうが、ほぼほぼ日本と同じくらいの価格。

雑談しながら、ワインを用意してもらっていると、

ここで更なるサプライズ、
マチューダイスさん(醸造責任者であり、当主の長男)登場。
サインをいただき、記念撮影。
軽くお話しさせていただくことができました。

一生の思い出であり、宝物です。
ワインもロゴ入りの木箱に詰めていただき、お別れ。
荷物の制限が無ければ、あと10本くらい買って帰りたかった。

その後、コルマール、ストラスブールを観光し、パリに。
日帰りでしたが、十分アルザスを堪能できました。

死ぬまでに行きたい場所、今回、 マルセルダイス に行けたので、
あとはアメリカのナッシュビルにある、THIRD MAN RECORDS の本店に行きたい。

参考になったかはわかりませんが、
コメントやフォローしていただけると幸いです。

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