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やがて淋しき一人称

世の中には
相手の意向を挹む傾向のある人と
相手の意向より自分の思う儘にしたい意思の強い人がいる。


挹む傾向はあれど結果
聞いてはみるけど、結局自分の意思や意見の優等を語るタイプもいる。


hspではないか疑惑を自分に向けてから、人と話すとき、話しかけられたりするときに、案外自分がまず相手の出方を慎重に伺っていたことにハッとする。


こっち状況が見えていても見えなくても、
急に用事を話す勢いのいいタイプ、
ちょっといい?と言いながらそのクエスチョンマークは

こんにちは!

と同じ位の意味しかなく、言いも悪いも用件を話し出す人、いいよ!と言っても
後でもいいけど、大丈夫?と言う人、本当に様々な話し出し。


話しかけ方は兎も角、
何を言ってもいつも絶対に自分は悪くない人というのもいる。
大体の場合ここで、
ごめん、間違えたかも?ってくるけど、来ない。
待つわけではないけど、来ない。
挙げ句に今度からはそうすればいいのか、と言うタイプもいる。


疲れちゃうけど、いる。



間違えた訳じゃない、これが正しいと思ってやった訳なので今度からはそうすればいいだけでしょ?



私はきっと羨ましく思っているんだろう、と最近気づいた。
どう思われようと、やりたいように言いたいように振る舞える強さが。


ママもそうだ。
恥ずかしいとか、勉強不足を恥だと思うことは無かった。
知らないもんそんなの。で、ママの見解は終わって来たのだから。


自分は間違ってないタイプは
どうやってでも自分の正当性に賛成票を集める。力説して


そうですよね?をばら撒き
獲得票の投票人の名前まで公開している。



凄いな。。。
私には、とても

出来ない。




ってしたくない、眩しい位羨ましいのか?
無記名の投票が、フルネーム公開されて最早、投票者も引っ込みつかない。

あの強さには美しさは感じないが、
どれだけ追い詰められたら、猫に追い詰められた鼠みたくなるんだ?と案ずる程に、
正当性をアピールする。



もしかしてこの人も私と同種に属する??


最近、
この人はぶれないのではなく爪先立ちで必死なのかもしれない、と思った。
すると不思議、見てると疲れちゃう人が痛々しく見えた。


今のままを貫いて行けば
やがてこの人は、一人称を言い続けることになるのでは、と感じた。


自分はそう思った。
自分は正しいと思った。
自分の経験から考えた。
自分は良かれと思った。
自分はこの方がいいと思った。
自分は間違ってると知らなかった。

だって、
この自分が考えたのだから。



いつかこの人に
そんな日は来ませんように、とお祈りして
羨ましい気持ちを少し醒ました。



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これからも人の心に何かが灯る記事の為と猫のために大切に使わせて頂きます(*´▽`*)