松本清張の小説の舞台20

本日は、新潮文庫「死の枝」(「十二の紐」から改題。)である。

「交通事故死亡1名」の主人公は、タクシー会社の事故係である。舞台は、東京のI街道(五日市街道?)・吉祥寺駅・K町・M町・新宿区・池袋・西荻窪駅である。

「偽狂人の犯罪」の主人公は、経師屋(きょうじや。表具師)である。舞台は、本郷・本郷弥生町・曙町である。

「家紋」の主人公は、両親を殺された娘である。舞台は、吉崎御坊・Fの村・柴山潟・T川である。

「史疑」の主人公は32歳の新進歴史学者である。舞台は、福井県西部の山村・東京・越前と美濃の境の峠である。

「年下の男」の主人公は、新聞社の女性電話交換手である。舞台は、高尾山である。

「古本」の主人公は、50代半ばの作家である。舞台は、東京の西部・銀座・広島県の府中市・福山・神田・T川・藤枝・本郷である。

「ペルシアの測天儀」の主人公は、金属製品会社の課長である。舞台は、アムステルダム・ジュネーブ・香港・アテネ・銀座・品川である。

「不法建築」の主人公は、区役所の建築課監察係である。舞台は、東京都R区(不明)・杉原町(?)・長門町(?)・第三京浜国道・多摩川・新宿裏・青梅街道である。

「入江の記憶」は、新潮文庫の松本清張傑作選「戦い続けた男の素顔」(宮部みゆきオリジナルセレクション)にも収録されている。 少年の頃の記憶の物語である。舞台は瀬戸内海の古い潮待ちの湊(不明)である。

「不在宴会」の主人公は、東大卒の中央官庁の課長である。舞台は、北九州の或る市・S市・新宿・銀座裏・

「土偶」の主人公は、戦後のヤミ商人である。舞台は、横須賀・東京・東北の温泉地・大阪・福岡である。


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