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【読んだ本・観た作品】2月のインプット

どうもなつです。

こういう月刊記事は1月から始めるのが相場だというのは承知の上なんですが、1月はほぼまったくインプットがなかったので2月Verから始めていきたいと思います。

2月と言いながら書いてるのは3月後半という時系列がぐちゃぐちゃ過ぎではあるのですが、初回なので大目にみてやってください。


映画編


最後までいく

こちら今年の映画一本目!

賄賂に手を染めて人生崖っぷちの刑事が亡くなったお母さんに会うために雨の中爆走してた車で人を轢いてしまい、パニックになって隠蔽工作をしてさらに崖っぷちになってしまう…!うまいこと誤魔化せたと思ったら実はこの事故を目撃していた人間がいて…?

というハラハラするストーリー展開でコメディ要素もあってずっと楽しい。

岡田准一が主演だけどMVPは綾野剛。
前半からの怒涛のキャラ変が最高で目が離せなかった。

個人的に途中の泥試合は好きじゃないけどラストカットは大好き。

Netflixで観れます。オススメです。


ゴジラ-1.0

こちらは今年の映画館映画一本目でした。
去年の11月ごろに公開されて、その頃にはもうマレーシアにいたから観たいなーと思いつつ諦めていたところ、見事に大ヒットしてくれてまだやってる!ということで観てまいりました!

わたしにとってゴジラといえばシンゴジラで、それ以外はちゃんと観たことないんだけど、シンゴジラを大きく違うところが登場人物のバックグラウンドとかそれぞれの人間模様をしっかり描いてるところ。

それゆえに、めちゃくちゃ泣ける…!

そんなつもりで行ってないから不意打ち喰らった感じでボロボロ泣いてしまったよ。

シンゴジラの方が何回観ても面白いなー!って思える作品だと思うんだけど、ゴジラ-1.0は人情深さが際立っててヒューマンドラマとしてめっちゃ好きでした。

まだ観れるところあるんかな?ぜひ映画館で観てみて。


BTS PERMISSION TO DANCE ON STAGE-LA

これは本当にみんな見て欲しい。
恥ずかしながらわたしも2021年にBTSに出会ってそれからちゃんとしたライブ映像は観る機会なくここまで来てしまったわけだけど、

そりゃ愛されるよ。彼らを愛さずにいられる人がいるのか!

という気持ちになる2時間。

彼らの魅力を語るのはもっといろんなライブ映像を見てからにしようと思う。

とりあえず、ディズニープラスで観れるから。
すぐみて。


ミュータントタートルズ ミュータントパニック

わたしにとって初めてのミュータントタートルズ映画。
なんとなく存在は知ってるしなぜか人気なのもの知ってたけど、完全にスルーしてたタートルズ。

おっかなびっくり観てみたらなんとも心地いい面白さだった。これはみんな好きだね。

今作は実写じゃなくてCGアニメーションなんだけど、スパイダーバースを彷彿とさせる不思議なアニメーションで、下手ウマな作画も癖になる。

日本語吹き替え版がオススメです。
あと、すごく親切なつくりなので、初見でも100パーセント楽しめます。

U-NEXTでレンタルできるので、会員の人はポイントでぜひ。


ドラマ部門

ブラッシュアップライフ

食事中に映像作品をチビチビ観ていこ〜と思って観始めたのがこちら。

1話を観た感じゆるいコメディーな感じかなーと思って1日1話ずつ観進めていたら、途中から巧みすぎる伏線回収が始まってどんどん面白くなり、気がついたら最後の3話くらい一気見してました。

バカリズム、、、あんた天才だよ、、、

毎日を生きるヒントが得られる系のドラマが大好きなので、これは大ヒットでしたね。

もうみんな観てるだろうけど、まだならぜひ。


不適切にもほどがある

これは現在放送中のやつですね。
我が家はテレビがないのでネトフリで追いかけております。

令和から見た昭和って乱暴で下品で仕事もブラックで嫌な時代だよねって感じだけど、実は令和も気持ち悪い時代かもよ?っていう価値観にメスを入れてくれる作品。

いきなりミュージカルになった時はびっくりしたけど、その歌詞がまた的を得ていて刺さる。

次回更新が楽しみですね。


書籍部門


それでも映画は格差を描く/ 町山智浩

これはいいよ!映画好きじゃない人にもぜひ読んでほしい一冊。

面白い映画をネタバレありで深掘りしているから、当然内容も面白い。

世の中に対して思うことがあって、どうしても伝えたいことがあって映画と撮っている監督がどんな想いを込めてそのシーンを撮っているか。

素人じゃ分かりようもないメタファーとかを教えてくれるから、より一層映画を面白く深く観れるし、わたしには見えない貧困の姿に愕然として憤る。

わたしは万引き家族と天気の子のパートでボロ泣きしました。

特に響いた文章をご紹介
福祉を受ける人たちは救貧法の昔から怠け者やたかり屋泥棒と言われてきた。しかし、貧乏は本人の責任なのだろうか。人は誰もが同じスタートラインから人生を始めるわけではない。最初から持ち点が高い人もいればマイナスからの人もいる。そして最低ラインで生きる人々はちょっとした理由でいきなりどん底に落ちてしまう。セーフティネットを貧困の実態を知らない政治家たちが作るから穴だらけだ。

#10「わたしはダニエルブレイク」

市民社会は個人と社会の契約によって成立する。人が普通に働いていたら普通に生活できる社会が守られていればこそ個人は法律を守り社会を乱さない。もしも社会が個人を守る契約を反故にするなら個人は社会に対してなんの義務を負うというのか。

#10「わたしはダニエルブレイク」

福祉のもやもやを的確に言語化されていて痺れまくりでした。

町山さんの他の本も読みたいな。


今月はこんな感じでした。
気になるものがあったらチェケラーしてみてくださいねー

ではでは。

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