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韓国アパート暮らしの楽しさ

桜が散った後、あぁ、韓国の春だな…と感じる春の風景が広がります。

午後3時までに仕事を終わらせ、タンブラーにミルクティを入れて、青々した木の下のベンチで読書するのが最近の至福の時間です。

一般的に韓国のアパートは一つの建物を○○アパートと呼ぶのではなく、複数の棟をまとめて(うちの場合は18棟!)大団地が形成されています。

団地の規模が大きければ大きいほど、共有スペースが充実している等の理由で価格も高めで人気です。

確かに共有部分の充実は、アパート暮らしの質を左右する重要な要素。

中でも大きな大団地ほど充実しているのが、敷地内の散策路やコミュニティホール等の施設で、今、住んでいるアパートの場合、美しい散策路が整備されています。

あちこちにアートな彫刻があったり、橋があったり、色とりどりの花や立派な木々が植えられ管理されているのですが、至れり尽くせりだなぁ、とありがたい。

大団地であれば、フィットネスセンターやカフェ、大浴場やヨガスタジオ、ゴルフの練習場、スタディカフェ、そしてプールまであるアパートも登場しています。

うちはプールこそありませんが、その他の施設はほぼ整っていて、敷地の中ですべてが事足りるので、本当に便利で快適。

300歳の松の木

特に、車の騒音なくウォーキングを楽しめる散策路が一番のお気に入りで、
音楽を聴きながら、ゆっくり歩く時間が毎日の習慣になっています。
その日のスケジュールや気分に合わせて30分から1時間まで、歩くコースを決めています。

途中でベンチで休憩したり、運動器具もあちこちに設置してあるので軽く鍛えたり。

桜の散った後は、鮮やかなツツジが咲き誇り、これもまたお楽しみです。

コロナの重苦しい雰囲気はなくなり、近々屋外でのマスク着用も必要なくなるので、ウォーキングしている人たちの表情も心なしか明るい。

コロナで失ったこと、大変なことも多かったけれど、半径1キロほどの生活圏を楽しみ、充実させる知恵が深まった気がします。

環境のためにも、地元ライフの充実って実はとても大切だと感じています。

幸せってそんな遠くにあるものではなく、自分の足元で簡単に見つけられるものなんですよね、実は。

韓国での日常をポッドキャストで配信しています。
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