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韓国の春。桜、木蓮、レンギョウと。

長く厳しい冬が終わり、韓国にも待ちに待った春がやってきました。

先週末はアパートの桜が一斉に満開し、ウォーキングやお花見を楽しむご近所さんたちの笑顔が幸せそうで、それだけで満ち足りた気分に。

夜遅くまでウォーキングしている人がたくさん。
毎年夫婦でお花見を楽しみます。
…といっても、アパート敷地内だけですが
私たち家族にとっては自宅周辺が最高のお花見スポット。

週末の夕食後、リュックに温かいコーヒーとマッコリ、紙コップ、おやつを詰めて、夫婦で夜桜ウォーキングを楽しみました。

歩いていると顔見知りのご近所さんとすれ違うことも多く、軽く挨拶や世間話を交わします。こういう時間って豊かだなぁ、と思います。

木蓮も同時に咲き誇り…

韓国でのお花見は、日本のようにレジャーシートを敷いて…というより、桜並木道をお散歩したり、あちこちに設置してあるベンチで飲み物を飲む…というスタイルが多いように思えます。

朝から場所取り用のシートを敷いてお酒を…という発想は、あまりないかも。

ちなみにソウルの漢江沿いで、将来的にお酒の販売が禁止される予定…というニュースを見ました。罰金など、具体的にいつから禁止になるかは未定のよう。(反対の声もあり…)

漢江沿いではレジャーシートを敷き、缶ビールやカップラーメンをすすりながら、くつろぐ姿が定番です。最近はおしゃれなピクニックセットも販売されているようですね。

さて、我が家のあるアパート団地は結構な規模ですが、韓国では一般的に「大団地」であるほど、アパートの価格が高くなる傾向があります。

理由は、団地の規模が大きければ大きいほど、共有施設のレベルが高くなるから。それから規模の大きなアパート団地であるほど、サムスンやLGなど、大企業傘下の建設会社が仕掛けることが多いので、アパートのブランド力に信頼が持て、投資価値も高い…という考え方が一般的です。

そもそも、「アパート団地 (아파트단지)」という言葉自体のニュアンスが、日本とは全く異なります。

この話はまた別の機会に説明することにして…

8000世帯ほどのアパート団地いくつかが歩道橋で繋がっていて、
歩くのがとても楽しい。

車が通らないアパート団地の散策路は、とても素敵にデザインされています。この日、日曜日の夜のお散歩は、楽しくて1時間半も。

普段はその日の気分で色々なコースで歩いていますが、桜の季節は好きな桜の風景があるスポットを繋ぐように歩きます。

お気に入りの濃いピンクの桜。
月が明るい夜でした。
あちこちに椅子やテーブルセットがあるので、
おやつやコーヒーを持参して住民同士が談笑しています。
ピアノのベンチはアーティストの作品です。
中央のコミュニティセンターに住民用の大浴場とサウナ、
フィットネスセンターやカフェ、スタディカフェ、ヨガスタジオ等があります。
年々木が育っていく様子を感じます。
お気に入りの散歩道
このまままっすぐ行くと、裏山に登れるように設計されています。
静かな散歩道。
頭がすっきりする道、と呼んでいます。
木々や花、庭園の管理は、専門会社に委託しています。
専門会社のサービスを受けられるという点も、
大規模アパートの利点です。
最近の韓国アパートは、
地上に駐車場を作らないのが鉄則のようです。
地下1~2階が駐車場となっています。
住民は世帯当たり2台まで無料。
お風呂上りにカフェでドリンクを買って
心地よく風浴中。
2023年の春も幸せな気持ちにしてくれてありがとう!
と桜に感謝したいです。笑

今年も桜を思い切り楽しみました。

こんなに平和で穏やかな日常を送れることは、とてつもなく幸運で感謝すべきだなぁ…と、世界の情勢を見ながら感じます。

暑くなり、虫が増える前に、外での読書やヨガ、ウォーキングや瞑想を楽しもうと思います。何をするにも最高の季節ですよね。

最後に、私の散歩のお供は、

アマゾンオーディブルで、エッセイの朗読やポッドキャストを聴くこと。
私自身のポッドキャストも無料で聴けます♪

イヤホンはもっぱらネックバンド型。
LG製品を3代目愛用中です。

アップルのAirpodsは走ったり、跳んだり、ストレッチするとなぜか落ちてしまうのです。

首の後ろにかける形なら、耳が息苦しい時にさっと外してぶら下げておけるので、とても便利だし、なくす心配もありません。
(娘からはAirpodsを使えば?と言われますが、ネックバンド型が私にはだんぜん使いやすく、動じません。笑)

本格的な暑さが始まる前に、春を存分に楽しみたいですね。


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