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十二支の性質をまとめてみた

自分の生まれ年から出せる十二支が何かを知っている方はほとんどだが、その性質を知っている方は少ないのではないか。その理由は十二支が算命学や九星気学等の東洋占星術の性質が強いからだと思う。

東洋占星術…?!

…という訳で今回の記事を通じて、 東洋占星術にも関心を寄せてくれれば嬉しい。

a.
その季節の始まったばかりの勢いのある氣【勢】
次がその季節真っ盛り 【正】
3つ目が土用の季節でその季節と次の季節が混じる 【庫】
→算命学の考え方

b.
甲こう・乙おつ・丙へい・丁てい・戊ぼ・己き・庚こう・辛しん・壬じん・癸き
→算命学の考え方

C.
坎かん、艮ごん、震しん、巽そん、離り、坤こん、兌だ、乾かんの
→九星気学の考え方

d.
十二支の月表示(区切りは本来二十四節気で取るが、今回は時計の数字と同じ並びにした)
子12月、丑1月、寅2月、卯3月、辰4月、巳5月、午6月、未7月、申8月、酉9 月、戌10月、亥11月。
11月~1月を冬、2月~4月を春、5月~7月を夏、8月~ 10月を秋とする。

e.
+は陽、一は陰。
陽…男、出、硬、見える、物質、熱い、積極的等
陰…女、受、柔、見えず、精神、寒い、消極的等

a~eの考え方に加えて、十二支の動物の性質で、十二支の性質は導けるようだ。

子年 (水+) の性質
その季節の始まったばかりの勢いのある氣【勢】
次がその季節真っ盛り【正】
3つ目が土用の季節でその季節と次の季節が混じる【庫】

子は冬真っただ中の 【正】で寒すぎ!→忍耐強さがある。
九星気学の「坎」(水+)は穴を表すので、貯金を好む、倹約家、本音を言わない。 柔和で人から好かれる(ネズミは仲間といることを好む)が、 どこか暗さを感じる。
十二支の始めなので新たなスタートを表す。
+…陽 (出す、積極的) の性質あり。そして、水なので適応力あり→どんな環境にも適応できるので事業繁栄や発展に力を発揮する性格 な為、テキパキと何でもひとりでこなせる。 真面目で計画的。直感的な午年と違い、 突発的なアクシデントに弱い。

丑年 (土ー)の性質
その季節の始まったばかりの勢いのある氣【勢】
次がその季節真っ盛り 【正】
3つ目が土用の季節でその季節と次の季節が混じる【庫】

冬の終わり【庫】の時期。発展の前触れ、芽が出始めの時期を表す。
きつい農業を最後まで手伝ってくれる→我慢強い、粘り強い
重い荷物を運ぶがごとく、皆を引っ張っていくことも出来る→友人が多く、兄貴 (姉貴)分的存在

牛なのでおっとりしており、スロースターター。一度決めたことは最後までやり通す。 逆を言うと真面目過ぎて柔軟性に欠ける。人に弱みを見せないので、怒ると意固地に。

寅年 (木+)の性質
その季節の始まったばかりの勢いのある氣 【勢】
次がその季節真っ盛り 【正】
3つ目が土用の季節でその季節と次の季節が混じる 【庫】

春の始まり【勢】となる。「寅」は「演」(演じる→人前に立つ)のつくりの部分。 そして中国では虎 (寅) はカリスマ的存在を表す。 虎やチーターはネコ科の動物の為、単独行動を好む。 よって、孤高の虎となる。 虎のごとく勇敢に事を成すとされる。
また、春の始まりなので、始まりと成長を表す。

卯年(木-)の性質
卯」の形が門に似ていることから「分ける」、二十四節気で考えると、月の時期では3月初めから4月初めで年度を「区切る」 意味がある。
「分ける」「区切る」→損得勘定が強い。
春真っ盛り 【正】→種子を飛ばし、 様々な場所で咲く花のような性質があり、愛嬌の良さと気配りの上手さで誰からも愛される「人気者」が多い。
自己主張が弱く他人に流されることもあり。
四柱推命(算命学の親戚)の通変星「劫財」も木一で、 強運の持ち主でギャンブラー。同じ性質を持つ。

辰年 (土+) の性質
十二支唯一の想像上の生物。変革、転機、激動をもたらすとされ、非常に個性的。これまでの人々が成し得なかったことができるという。

巳年(火-) の性質
その季節の始まったばかりの勢いのある氣 【勢】
次がその季節真っ盛り 【正】
3つ目が土用の季節でその季節と次の季節が混じる 【 庫 】

巳年は夏の始まりの 【勢】に当たり「巳」 が頭を逆さにした胎児、 脱皮し生まれ変わった姿から「新しい○○が誕生する」という意味がある。

ヘビは1~2か月に1度脱皮する
→常に新しいことに目が向けられる。

ヘビは自身では体温調節が出来ないため人の手で触れ過ぎると弱ってしまうことも
→非常に繊細。
九星気学の離宮がある南に近い。 離宮には派手好きな中女がいるとされ、 巳年の方もエレガントな雰囲気を持っている。

午年(火+)の性質
その季節の始まったばかりの勢いのある氣【勢】
次がその季節真っ盛り 【正】
3つ目が土用の季節でその季節と次の季節が混じる 【庫】

午年は夏真っ盛りの 【正】に当たり、喜怒哀楽がはっきりしており、大人でもまるで子どものよう。「やりたい!」「興味がある!」「ワクワクする!」の思いが強く、馬(午)のごとく好きなことに一直線!我慢はせず、マイペースであり、人の心に寄り添うのが苦手な性質となる。

トップを目指す競走馬のイメージもあり
→負けず嫌い。

未年(土ー) の性質
その季節の始まったばかりの勢いのある氣【勢】
次がその季節真っ盛り 【正】
3つ目が土用の季節でその季節と次の季節が混じる【庫】

未年は夏の【庫】に当たり、収穫の時期である秋の前段階とされる。よって、これまで積み重ねた努力をラストスパートで重ねる時期。

未は九星気学の「坤」 と同様の性質がある。 坤(こん、ひつじさる)の方角で坤は 「おとなしい牝馬」を表す。家族に当てはめれば昭和以前の母親で幼少期は父兄に従い、結婚したら夫に従い、 年老いたら男子に従うで、ひたすらに付き従う。 非常に穏やかだが、凄まじい忍耐力とコツ コツ努力ができ、芯がとても強い。

申年(金+)の性質
その季節の始まったばかりの勢いのある氣 【勢】
次がその季節真っ盛り 【正】
3つ目が土用の季節でその季節と次の季節が混じる 【庫】
申年は秋の 【勢】 に当たり、行動力がとても高い。

申(猿)はボスを中心に集団行動する。よって、申年はボスの風格を身につけている。つまりは仲間を大事にし、前向きで明るく、個性的で目立つということ(猿的には目だなないボスはボスではない)。
「ネ」を付けると「神」になることから、 神がかった空気の読みができる。

酉年(金-)の性質
西→「酒」から来ている。
酒は米や麦や黒砂糖を発酵させて作るもの
→様々なことを熟させる
→あらゆることに熱中する
→完璧主義となる。 仕事を完璧にこなすので出世も早い。

十干では辛(金一)。 宝石を表すのでプライドが高い。 酉も同じで自分磨きが好きになる。「とり」という言葉は 「取り込む」な上、陰ーなので、受ける力が強く、 突然の変化にも柔軟に対応できる。

戌年 (土) の性質
元々「戌」は 「戊」と同じ漢字。「戊」 は「(まさかり: 大型の斧)」 の右の部分。 つまり、「戌」と「銭」は深い繋がりあり。

まさかりは大切に育てた木を切り倒し、収穫を得るもの。 つまり戌年は、長年大切に育ててきたことの結果を受け取り、次のステップに結びつける年といえる。言い換えると株等の資産運用の利益確定の時期ともされる。

九星気学における乾(昭和以前の家長としての父親)と似たような性質があり、正義感が強い、真面目、義理人情に厚い、強情、(家族や社員を路頭に迷わせないよう) 用心深い。 ついついお説教をしたり、アドバイスを押し付けたりするので、きちんと周りの反応を見て いないと思わぬ反撃に遭ってしまいがち。

亥年(水ー)の性質

説明に当たっては亥としての性質を前に出すしかないと思われる。
例えば…
損得ではなく純粋な親切で動く とにかく正直な性格で、清廉潔白を好む
バイタリティーがある
心で思っていることと表面の態度にギャップがない
素直で勤勉
とても正義感が強い
冗談が通じにくい
…といった性質になる。

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