【詩】Asleep

一日が長過ぎたあの頃は

明るくなり出した窓辺を向いて

ベッドの中で打ち付ける鼓動

耳を済ましてただ聴いていた


狂い始めたメタファは

不規則になったリズムのせい

寝返りを打って感じたのは

背を向けたのは自分だってこと


うつ伏せも仰向けもあっていいじゃない

向きは変わっても目的は一緒

時には自分の内側せかいに閉じこもっても

全てと向き合う朝を迎えよう



©nori


2010/08/21

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