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鳴門ミニ旅行 大塚美術館Ⅳ 真珠の耳飾りの少女&ムンクの叫び

続いて行ったのがNO4
ヨハネス・フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」です
または「ターバンを巻いた少女」とも言われているそうです

フェルメールは、同じオランダのレンプラント、イタリアのカラヴァッジョ、スペインのベラスケスなどとともに、バロック絵画を代表する画家の1人です。また、レンブラントと並び17世紀オランダ黄金期時代の画家でもあります。
が、人生のほとんどを故郷のオランダデフォルトで過ごし
作品数も他の画家に比べ35〜37作品と非常に少ないので
この作品はとても貴重なものだそうです

フェルメールの作品の展示は
これ1点だけでした

続いてNO6のムンクになるのですが

順路の途中にミレーの作品があったので
しっかり撮りました
ミレーは19世紀半ばに活躍した画家です
信仰の篤い農家に生まれ 一度はパリに出ますが
パリでコレラが大流行し、また森の近くの村に引っ越します
そこでは、自分の農地を持たない貧しい農民の絵を何作も描き
自然主義バルビゾン派の代表的な画家のひとりとなってゆきます


落穂拾い
羊飼いの少女


いよいよNO6のムンクです
フェルメールと同じように
「叫び」一点だけの展示となります


叫び

ムンクは少年時代から画家を目指していましたが父親の反対にあい、
一度は工業高校に通っていましす。病弱で授業についてゆけず中退。
夢を諦めきれず、パリに自費で留学。
印象派の画家やゴッホやゴーギャンなど世紀末の作品に触れる中
人間の内面の奥底にある心象風景を描く方向に進んでゆきます。

この叫びは、人間が心の内奥に抱える闇の部分を表現していて
生きることの苦悩を究極の段階まで昇華させて表現した作品だそうです
もちろん耳を塞ぎながら叫んでいるのはムンク自身で
このうねるようなタッチと独特な色彩が、ドイツ表現主義を生み出すことなりました

こうやって中世から近代のヨーロッパの画家のこと絵と共に知ると
レオナルド・ダ・ヴィンチのような天才は稀で
みな貧乏や内面の病気と闘いながら
それでも絵を描くことでしか
自分を保てない人が多かったことに驚きました。

天才でない人間が
死んだ後も世に残るほどの何かを生み出すには
命と引き換えにするほどの痛みや苦しみが伴うのかもしれませんね

続いてNO5のモネのコーナー続きます


それではきょうも〆の一句です



山茶花の薄紅築山いろどる

築山の山茶花も咲き始めました

今日もお粗末様でした


#この経験に学べ
#習慣にしていること
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#俳句




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