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”#3 ロールモデルの存在” 「男性サラリーマンの育休体験記〜きっかけ編〜」

育休を決めたもう一つのきっかけ

前回の記事で、私が育休取得を決めた一つ目のきっかけである「男性の育児参加の低さへの課題意識」について書きました。
今回は、もう一つのきっかけである「ロールモデルの存在」について書いていきいます。

インフルエンサー的なロールモデル

一人目のロールモデルは、サイボウズ社長の青野慶久さんです。妻がサイボウズに勤めていることもあり、普段から青野さんのさまざまな発信に触れる機会があり、「素晴らしい考えを持っている方だな」と思っていました。そして、青野さんも社長として育休を取ったり、時短勤務をしたりしながら、育児に積極参画されている姿勢に非常に共感していました。そのような考えの社長がいる組織では、人事制度や働き方の制度も非常に柔軟・先進的で、妻が伸び伸びと働いているのを身近で見ていました。
いつか子供を授かったら青野さんのようにしっかりと育児と仕事を両立できるビジネスパーソンになりたい、と思っていたこともあり、青野さんも取得した育児休業を取得することに対してなんとなく意識をするようになっていました。

身近なロールモデル

もう一人のロールモデルが、大学の部活の先輩です。
妻の妊娠が分かって少ししてから、青野さんの影響もあり、育休取得を検討していることを身近な友人・知人に話していました。そんな中、大学の部活の先輩(男性)が、半年間育休を取得したことを教えてくれました。その先輩も双子を授かり、私の勤め先と同業他社に勤めていることもあり、自分の境遇とピッタリ重なりました。その先輩に「育休を取った時の周囲の反応」「育休とるなら何ヶ月とるべきか」など事細かく質問して、育休取得にむけて自分の考えがまとまっていきました。

なりたいロールモデル像

以上のように「インフルエンサー的なロールモデル」「身近なロールモデル」の存在のおかげで、なんとなく意識していた育休取得について、実際に実行することができました。
そして最近は同じ会社の、あまり喋ったことのない男性社員からも、育休取得についての助言を求められるようになってきました。
私が青野さんのようなインフルエンサーになれるわけではないですが、「身近なロールモデル」として職場で様々な情報発信も行いながら、noteのような場で、少しでも多くの人に経験談を届けて、より多くの人が育児と仕事を両立でき、幸せを実感できる一助になれるように、執筆活動をしていきたいと思います。
読み進めていただきありがとうございました。
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