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サステイナブル社会

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好評につき第2回目: オンライン映画上映会『誰も欲しがらない人と建物に、新しい生命…

https://domiziel2.peatix.com/view 2024年4月4日19:00 - 21:30 映画90分(ドイツ語、日本語…

ナンバーワンではなくオンリーワンを目指す

巷の資本主義市場経済では、多くのプレイヤーが「競争」を原動力にナンバーワンを目指す。競争…

リジェネレイティブな養豚業

「僕は豚を牛と同じように飼っている」 という言葉から、案内を始めたオランダ東部の畜産農家…

近自然森林業の先端「リューベック・モデル」 —自然にほとんど気づかれないくらいに…

現在中欧の森林業で推奨され実践されている近自然的森林業は、古くは山奥の農森家や共有地森で…

世界初「市民ソーラーファブリック」設立プロジェクトがスタート 〜公共善エコノミー…

クライシス(危機)はイノベーションを生み出します。 南西ドイツBW州のなかにある人口4380人…

「今日の経済は逆立ちしています」

過去12年間で35カ国175地域、約4500会員の世界的な運動に発展した「公共善エコノミー(独:Gem…

ドイツでもウッドショック 〜ソリューションは「信頼」をベースにした小さなプレイヤーの地域内連携にある

建築用の製材品は、輸入もあるが輸出もあり、原料の森林原木も製品も実質100%自給できているドイツでも、ウッドショックが起こっている。住宅産業を支える地域の工務店は、コロナの最中も安定して受注があり、今でもたくさん仕事を抱えているのに、以前は注文から1週間で手に入っていたスタンダードな集成構造材やOSBボードが8週間待ち、価格も以前立方350ユーロだったものが650ユーロなど、大変な事態になっている。 約70%の木材需要を輸入材に頼っている日本と違い、実質100%自給できてい

利益でなく信頼を最大化することで得られる生活のクオリティ

私が住む街の川沿い遊歩道脇の広場に積み上げられ、3年から7年、自然乾燥されているオークやブ…

Anti-Discipline 専門の垣根を取り払う!

私は、岩手大学の人文社会科学部で学びました。哲学、文学、言語学、心理学、経済学、社会学、…

資本家のいない資本主義

資本主義市場で経済活動をする1企業形態としての「協同組合」の本質をついた言葉である。ドイ…

春の訪れ −復活と再生

欧州は今(4月中ば)、イースターです。クリスマスと共に大切な里帰りの期間。日本のお盆と正…

【競争(competition)の本来の意味】

オリンピックがはじまった。 スポーツ選手たちの勝利を目指した「競争」に世界中が熱狂し、一…

原生に近い森を守り、増やそう!

ドイツ国土面積は日本とほぼ同じ。「森の国」と呼ばれるが、森林率は約30%で日本の半分以下。…

ベーシックが大切

フォレストジャーナルに頼まれて、ドイツの森林業で、川上と川下を繋ぐキーマンであるフォレスターの記事を書きました。 https://forest-journal.jp/market/31805/ 1)質の高い森林調査と整理されたデータ、 2)持続的な素材生産計画、そして、 3)現場や所有者の状況を隅々まで把握する異動が基本ないフォレスターの「頭脳コンピューター」の大切さを、 とりわけ強調しました。 日本では、四半世紀前から「高性能林業機械」、ここ数年は「スマート林業」「異業種