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アニメの中で作ったアニメはどう見えるか 映像研には手を出すな!

書くンジャーズ、9月1週目のテーマは【このアニメがすごい!】
僕が推す最新のすごいアニメは『映像研には手を出すな!』

今さら、僕なんかが書かなくたって話題になっているアニメだ。
たくさんの人がレビューで「すごい!」と言ってるアニメだ。
だけれどもそのたくさんの位置付けが問題だ。

あくまでもこれはオタク向けのアニメだ。
一般社会においての映像研の認知度は鬼滅の刃の何分の一なのか。
おそらく分母の桁が違う。下手をしたら2桁、いや3桁違うかもしれない。

だから僕が書くのだ。
僕の知り合い、noteを書いている仲間、このnoteをシェアするFBの友達とツイッターのフォロワーにはオタクじゃない人がたくさんいる。
そのほとんどは目にしたことがない、意識にも登ったことのないアニメだろう。

原作はマンガだ。漫画原作のアニメには微妙な出来のもの、マンガを読んでおけば視聴する意味がない作品もたくさんある。
でもこのアニメは違う。マンガを増幅して新解釈して「映像」でしかできたい表現にまで昇華させている。
だからこのアニメはすごい。

すごい点はもう一つある。
このアニメはアニメの中でアニメを作るアニメだ。
何を言ってるのかわからないかもしれない。

主人公は3人の女子高生。
アニメが好きで自分で作りたいクリエーター気質のオタクが2人。
そして彼女らの創作を環境面、金銭面で支援して、そこから自分の利益を得ることもするプロデューサー気質が1人。

このトリオがすばらしい。
ものを作るということはどういうことか、技術と熱意は大切だけれど、それだけではアニメはできないし、人に見てもらうこともできない。
だからクリエーター(天才)にはそのフォロワー(秀才)と、それらを支えるプロデューサーが必要だ。

そうして3人の女子高生はアニメを作る。彼女らはテーマにこだわり、技術を注ぎ込み、全力でアニメを作る。
そうしてできたアニメも、もちろんアニメの中で見ることができる。
そのアニメの中のアニメがどんな出来に見えるのか、それがこのアニメの最大の見どころだ。

劇中アニメが僕からどう見えたかはここでは書かない。
自身でご確認ください。



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