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アナ雪2にスターウォーズ最新作は負ける。と、スターウォーズ信者のパパが確信する理由

アナ雪2は極めて意欲的な続編だ。
あの大ヒット、多くの人がハマって、みんな大好きなアナ雪。
その続編なんて誰がどう作ったって文句が出る。

実際、感想は「1にはおよばない」というのがほとんど。
でもこれ、製作陣も確信して作ってる。「1にはおよばない」と。
それでも作る、作らざるを得ないのが大ヒットした商業映画の続編というものだ。

アナ雪2は僕も「1にはおよばない」と思う。
だけれども、製作陣がこの続編にかけた意欲は買う。
素晴らしい続編だ!

僕が素晴らしい続編と感じた理由は3つある。
一つ目は音楽。前作の音楽を一つも使わずに、新曲だけで勝負していること。
前作の音楽はほのめかしだけで、本編の重要なところはキッパリと新曲だ。

二つ目はストーリー。前作に比べて難解だ。
前作は幼児でも直感でわかるはっきりとしたハッピーエンドだった。
でも今作を見終わった幼児は、親に説明を求めるかもしれない。その程度には難解だ。

三つ目は演技。これは単純に前作よりもグレードアップしている。
特に『涙ぐむ』という演技がすごい。
今回、多くのキャラクターが『涙ぐむ』。泣くんじゃない。『涙ぐむ』のだ。

こんな演技がCGアニメでできるなんて!
僕は様々な場面で『涙ぐむ』キャラクターの演技に涙ぐんだ。
これはヤバイ。

アナ雪に遅れること三週間で公開されるスターウォーズの続編。
最新三部作の最後『スターウォーズ9・スカイウォーカーの夜明け』はアナ雪2に勝てないんじゃないか。
今やっているスターウォーズの続編、最新の3部作のこれまでの2作は僕からはこんな風に見える。

『スターウォーズ7・フォースの覚醒』
旧作のファンを喜ばせるために、旧作のストーリーをなぞって、旧作のキャラクターを出した。
ファンに媚びた映画。

『スターウォーズ8・最後のジェダイ』
旧作の設定を無視してひっくり返した。新しいスターウォーズを作ろうとした。
ファンの期待の裏をいった映画。

いずれもファンの目を気にしすぎている。
ヒット作の続編という条件はアナ雪もスターウォーズも一緒だ。
誰がどう作ったって文句が出る。

アナ雪2の製作スタッフはファンに媚びなかったし、裏切りもしなかった。
ただただ、自分たちが信じるものを作ったのだ。
『スターウォーズ9・スカイウォーカーの夜明け』は製作スタッフが信じるものを作ったか。

これはヤバイぞ。アナ雪2という素敵な続編に出会えた喜びの反面、スターウォーズファンの僕は不安だ。
アナ雪2も、スターウォーズもみなさん見ましょうね。
こんな面白い映画がこれからも作られる世界のためのお布施です。


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