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【アナ雪2を観る前に】アナ雪の歌から学ぶ夫婦関係

なぜか多くの人がハッピーな歌だと思っているアナ雪の劇中歌がある。
『とびら開けて』

♪おしえってよ なーにがすきか
♪サンドイッチ
♪僕たっちは よくにてーるーねー

2人の価値観が一緒でハッピーだとひたすら歌い上げる。
陽気な歌詞と陽気なメロディー。それに乗って生き生きとデートするひとくみの男女。
映画を見ていてもハッピーな気分になれる歌だ。

でも考えてみてほしい。これは映画の劇中歌。
ストーリーの中での位置付けを考えれば、この歌がちっともハッピーじゃないことがわかる。
この男性ハンスは、声を揃えて歌っている女性アナをこのあと裏切るのだ。

アナひとりを裏切るどころか、この映画の中で最大の悪役であることが明かされる。
彼の言葉は空っぽで、ただ自分の欲望のために同じことを利用していただけ。
この映画で言いたいことは、同じであることはハッピーとは限らない、ということだ。

ハンスと対比してほしい男性がいる。クリスだ。
彼は映画の最後にアナとハッピーエンドっぽい感じになる。
あくまでも恋愛関係じゃなくって、友情っぽく終わっているところがアナ雪の現代っぽいところだ。

さて、アナと最初から価値観が一致しているハンスと違い、アナとクリスは最初からずっと口論をしている。
価値観が全然合わないのだ。
でも最後にアナといい感じになるのはずっと口論していたクリスのほう。

価値観の違いを乗り越えて一つの目的に向けて協力すること。
これが夫婦ってもんでしょ。

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