見出し画像

スターウォーズ縛りでアカデミー賞を贈ってみた①【My Academy Awards】

書くンジャーズ2月3週目のお題は【My Academy Awards】(私のアカデミー賞)。

ということで勝手にスターウォーズ縛りでアカデミー賞を贈る。
なぜスターウォーズ縛りでアカデミー賞を送るのか。
それはスターウォーズがこれまでにアカデミーの重要部門を受賞したことがないからだ!

今回の私のアカデミー賞、ノミネート作品はこちら。

・新たなる希望       1977
・帝国の逆襲        1980
・ジェダイの帰還      1983
・ファントムメナス     1999
・クローンの攻撃      2002
・シスの復讐        2005
・フォースの覚醒      2015
・ローグワン        2016
・最後のジェダイ      2017
・ハンソロ         2018
・スカイウォーカーの夜明け 2019

本家のアカデミー賞にはひどい時は一部門もノミネートすらされない。
アカデミー会員の見る目のなさよ!センス合わへんわ。あの人らとは。
ということで早速、最重要部門の作品賞から始めます。

一切ググらずに記憶だけで書いてます。記憶違いがあったらごめんなさい。

【作品賞】 新たなる希望 ※映画作品自体へと賞が贈られるアカデミー賞の最重要部門

選ぶとすればこの作品しかない!
のちのシリーズ化への可能性も含みながらも、一本の映画として完成されている。
完全無欠のエンターテイメント。堂々たる作品賞。

【監督賞】 アービン・カーシュナー(帝国の逆襲)

ジョージ・ルーカスの後を継いで「映画史上最も期待された続編」のメガホンを握ったカーシュナー。
帝国の逆襲におけるカーシュナーの演出があったから、スターウォーズは大人が鑑賞するに値するシリーズになった。
スペースオペラの中で王道の人間ドラマを描いたカーシュナーの功績を讃えて。

【主演男優賞】 マーク・ハミル(ジェダイの帰還) 

新たなる希望と帝国の逆襲では、個性豊かなサブキャラクターたちに埋もれがちだった主人公ルーク役のマーク・ハミル。
ハリソン・フォード(ハン・ソロ役)の濃いキャラクターと演技に立ち向かい続けた前2作だった。
しかしこの3作目ジェダイの帰還では、コメディリリーフに回ったハリソンを脇に追いやって、過酷な運命に立ち向かう主人公ルークの成長を見事に演じ切った。

【主演女優賞】 ナタリー・ポートマン(シスの復讐)

帝国の逆襲におけるキャリー・フィッシャーと甲乙つけがたい。
しかし、シスの復讐の劇中における悲劇の演技で一歩リードした。
運命に翻弄され愛する人に疑われ、それでも次世代に希望を託すヒロインの表情は素晴らしいの一言。
ファントム・メナスからの3作を通してナタリーと共に成長したパドメの集大成。
離れてしまった愛する人、アナキンに届かぬ思いを募らせる表情を見逃すな。

【助演男優賞】 フランク・オズ(帝国の逆襲)

ゴム人形に命を吹き込んだ魔法使い。
フランク・オズがいなければヨーダは存在しなかった。
その卓越した人形の表情と声の演技に送る。

【助演女優賞】 ケリー・マリー・トラン(最後のジェダイ)

最新三部作から唯一の受賞。
彼女が演じたローズは、スターウォーズ映画シリーズの中で唯一の助演らしい女性キャラクター。
ジョン・ボイエガ(フィン役)とのコンビネーション演技が楽しい。

【脚本賞】 ローレンス・カスダン(帝国の逆襲)

急逝したリー・ブラケットから帝国の逆襲の脚本を引き継いで、前代未聞の「途中で終わる」映画の脚本を仕上げた。
続くジェダイの帰還と合わせてその「続編脚本」の才能は惜しみなく発揮されている。
最新三部作の脚本も彼女から始まった!

【脚色賞】 ジョージ・ルーカス(シスの復讐) ※小説や舞台劇などから起こされた脚本に贈られる。続編作品も含まれる。

今、宿命の輪が閉じる。
4から始まり3に終わる極めて複雑な構造を持つ映画シリーズの見事すぎる着地点。
様々な外部からの口出し、ファンの我儘と戦いながらも、自身のビジョンを貫いて、スターウォーズの6部作を完結させたジョージ。
その手腕は出色。納得の脚色賞。

つづきます


スキ「♡」をありがとうございます! 「サポート」はささやかな幸せに使わせてもらいます♪