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部下とのかかわり方

部下とのかかわりかたは難しいと感じていますか?部下とのかかわりかたは色んな考え方があると思いますがコーチとしてかかわるとこうなるかなと言う。今回はそんなお話です。

人とかかわること
部下とのかかわりかたについてですが、人とのかかわりと考えると、これってもっと広げて同僚だったり、上司だったり、家族だったり、友人だったり様々なかかわり方の中で我々は生活をしていると実感します。その中でも部下(後輩も含む)とのかかわり方は結構難しいと感じているので、同じようにそんなことを感じている方がいれば参考になると良いなと思いますが、あくまで私の経験に基づく私見なのでご理解を。

初めて部下を持ったのは、もう20年くらい前になると思いますが、その時点では部下というよりは同僚のまとめ役な感じだったので、あまり実感はなかったと記憶しています。ちょっと上への報告が増えたなくらいな感じです。

この時点でコーチングを学び、理解し、実践できていれば、また違った成果が出せたと思いますが、それは過去の話。その10年後にはコーチングを学んでも十分に活かせてなかったし... これは別のお話しで書きましょう。

部下とのかかわりで考えていた事
部下とのかかわり方と書きましたが、部下やチームに対してどのように考えていたか?私はこんなことを考えていました。

だまってても動く部下というかチームになってほしい(希望)
言われたことだけでなく自分で理解して行動して欲しい(期待)
上司を煩わせるようなことはしないで欲しい(本音)

自分勝手な希望と期待とそして本音が垣間見えます。このような考えではありますが、最も大事にしたいと思っていたのは、気持ちよく働いてもらう環境を作る事でした。そしてそれは十分には達成されなかったと反省しています。

気持ちよく働いてもらうとはどう言うことでしょう。
私の考えは ↓ な感じになります。

信頼できる仲間(上司も含めて)と働く
個々のメンバーにとってやりがいのある目標がある
正当で納得できる評価がされている
納得できない命令が下されない
会社が目指す方向性が見えていて、自分たちがそこに貢献している

これらが実感として伴う環境を気持ちよく働ける環境であると考えています。では、どのようにかかわればこんな風に感じられるでしょうか?

気持ちよくはたらく環境作り
気持ちよく働く環境で上げた条件は、コーチがクライアントに接する時に似ていると思っています。(だからコーチングを学ぼうと思ったのですが)

信頼できる関係
目標を明確にする
評価はしませんが、ありのままを認める
応援する、ネガティブなことは言わない
目標に向けて行動を具体化する

コーチングでは「気持ちよくたくさん話してもらう」ために聴くスキルを使います。「気持ちよくたくさん働いてもらう」でも同じ様に考えられないでしょうか?(しれっと"たくさん”を追加しました)

聴くだけではなく他のスキルも合わせて、コーチングのノウハウを使って部下にかかわることで、安心安全で気持ちよくたくさん働く環境が作れそうです。

まとめ
私はチームを纏めたり、成果を出したり十分にはできなかったかも知れません。それでも長く管理職をやってきた経験とコーチとして学んだ経験から、チームを持つ人、リーダーや管理職、もしくはリーダーじゃなくてもまとめ役として活躍している人にはコーチングを知って欲しいと思っています。

そして出来ればコーチをつける事をお勧めしています。リーダーがコーチングを学び社内で活用する場合、コーチ役となるリーダーを支え応援する人がいてはじめて部下とのかかわりも安心してできるのでは無いでしょうか。コーチングを起点としたチームの強化をお勧めします。

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