【EV車disりが出てきた】
最近はネットでも「EV車」が攻撃されるようになった。明らかに歴史が違う、ガソリン車などから比べれば開発途上と言っても良いEV車は、当然、様々な問題をガソリン車やディーゼル車より多く含む。じゃぁ、ガソリン車やディーゼル車は全く100%問題ないのか？という比較は「EVはダメ」の議論には無い。そこに公正性・論理性の欠如がある、頭の良くない議論だと私は思う。

【両方持ちがいい】
米国でもクルマを持つ家は、両方のクルマを持っていることが結構ある。昼間の走行で夜に充電、というのが普通。でも、どうしても夜に出なければならないとなれば、充電中のEVは置いたまま、ガソリン車を動かす、というような使い方だ。要するに、自由自在の「適材適所」ということであって、ある場合のみを取り上げて「ね？危険でしょ？」ってやる話は、正直なところ、私はまともな話とは思えない。こんな話で騙されていれば世話はない。

【議論ではなく「立場への誘導」はグローバル化にそぐわない】
こういう「誘導」って結構、世の中には、あって、これにコロッと騙される人もかなり多い。相手の議論を冷静かつ論理的・批判的に捉えて、自らで判断するのではなく、目の前にいる「人」に対してポジティブであろうと気持ちを寄り添わせるのが、ムラ社会での生き方であるのはわかるが、時代はグローバル化し、様々な価値観の人と交わっていく必要がある時代に変わった。何かに守られるのではなく独立した個人が裸で世界に放り出されるのが、今という時代だ。

【DX化の一番の阻害要因は「自分で価値判断しないこと」】
IT、DXは機器を買って使うことではない。自分の価値判断を持って、自分の責任で生きる、そういう世界に身を置くことだ。そのための道具としてネットがありIT機器がある、というだけだ。