ショートショート お弁当屋
ここは、地域のお弁当屋。かれこれ13年、地元のお客さんに食べてもらい、何とか続けているようだ。
派手に儲けることもないが、食い扶持に困ることもなく、なんだかんだ、今はこの生活に満足している。
今日は、珍しいお客さんがやってきた。
お客さん「にゃーにゃー」
何か話しかけていることはわかるが、何を意味しているのかは、さっぱりわからない。
そのお客さんは、手でお弁当をひっかけ、中身を床にぶちまけた。
お客さんB「ごめんなさいねぇ。うちの息子が。」
いいんですよ〜!
床に撒かしたご飯が私のご飯だからね〜ニコ
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