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アップルパイ・タイム【初めての上高地⑥】

キャンプ場を出て、2回目の朝ごはん、アップルパイを求めて、河童橋方面へ向かった。
すると、なんとテントを出て、10分以内で最高級の信州りんごのアップルパイに出会ってしまった。
場所は五千尺ホテルのカフェ。


厚みにやられた。

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断面が美しすぎやしませんか。こりゃ、まるまるリンゴのコンポートでありまする。
ボリューム満点。
酸味と甘味のバランス最高。
パイ、サックサク。
言うことありません。
早食い名人の私も今回ばかりはゆっくりちょびっとずつ時間をかけて食べた。

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穂高の山を見ながら外で食べるアップルパイ・タイムが優雅すぎた。
すっかり晴れてきたなあと思って空を見て、思い立って今日もまた散歩に出かけようと、周辺を調べてみた。
昨日行った明神や徳澤と反対方向の大正池という池があるらしい。焼岳の方角である。
よし、お菓子を持ってハイキングして、帰りにどこかでランチを食べよう。
2回目の朝ごはん中に、昼ごはんは何を食べようか考える。信州名物は他に何があったっけ?と真剣に考える。山賊焼きとやらをよくメニューで見かけるから、きっとそれがこの辺りの名物だろう。
よし、やっつけるか、山賊。
山賊王に俺はなる!
また、上高地滞在中にもう一回、別の店でアップルパイを注文して食べ比べてみよう、と思いつくとそっちもワクワクしてきた。
呆れるくらい、食いしん坊の典型的な思考である。
終わりそうにない食への探求の旅。
私は根っからの旅人なのであった。

続く…


(注:ワンピースは読んだことないけど、あれは海賊王だったかしら。鬼滅も読んだことないけど、「全集中」とか使っていきたい。)


その他のりんごのnoteはこちら↓


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