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「落下の王国」を1日早く見る、今日の人生

久しぶりに本屋に寄った本日。
仕事とキャンプや山や公園以外、最近はほぼ出掛けていない。元々、買い物はほとんどネットだし、服はzozo、ドラッグストアで買うものもネット、本やその他はAmazonで、家の中にどんどん段ボールがたまっちゃう人間なのに、ステイホームで拍車をかけて更に段ボールだらけである(木曜に忘れずに命懸けで捨てる!)
何となく今日は本屋に寄って、何を買おうか決めずにウロウロしていたら、キナリ杯の主催者、岸田奈美さんの本が、私の1番好きな漫画家(というか作家)の益田ミリさんの新刊の横に平積みで並んでいた。
わお。
すごいなぁ!!
私の中で益田ミリは神であり私の代弁者だと思っているので、神と私の好きな岸田奈美さんが並んでいて感動した。

Amazonは欲しい本を探すために使い、それを買った人はこんなんも好きやで、と提案される時に他の本を知れるがそればかりになる。本屋を歩き回ると色々知らない本を知れるし、この本の隣にこれが並ぶんやーと発見するのがすごく楽しい。
益田ミリの「今日の人生2 世界がどんなに変わっても」が出ているとは知らなかったので、すぐさまご購入。この人の本はハズレがない。帯に描かれた主人公がマスクをしていたのと、裏表紙の帯の4コママンガですでに泣きそうになったから読む前から名作だと分かる。


次に、そうだあれを探そう、と思い出して、若林正恭の「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」の文庫本を探した。ハードカバーの単行本は持っているが、DJ松永が書いた解説やモンゴル、アイスランド、コロナ後の東京についての書き下ろしが足されているとラジオで聞いていたから、追加されたページがどの程度を占めているのか本屋で確かめたかった。ヤラシイ話、10ページ程度増えているだけなら追加されている部分だけ立ち読みしようと思っていたが、127ページ、本の3分の1を占める部分が増えていたので買うことにした。


それから、コスメストアに寄りMISSHAのむちゃくちゃキラキラのラメがついたアイシャドウとジェルネイルのハニーベージュ色を1本買った。
MISSHAを日本で買うなんて…。年に数回は韓国へ行って韓国コスメを買い漁っていた頃が懐かしい。マスク生活なので、毎日、目のまわりだけUVのクリームを塗って終わりの私の顔面だが、全く関係ないけどクリスマスが近いし、目元にちょっとラメを塗ってやるか、指先もちょっとネイルをやってやるかという気になった。年に数回訪れる、外見に力を注ぎたいモードの日だった。

それから、100均でシルバーラメの刺繍糸を買って、ユニクロのウルトラライトダウンのレディースのLとXLとメンズのMを試着だけしてどのサイズがしっくりくるか確認し(まだレディースのLでいけそうだった)、スーパーで有田みかんを買って歩いて家に帰った。
新調したモンベルのジオラインのEXPを試したくて初下ろしをして出掛けたのだが、噂通り、着た瞬間から暖かくてこりゃユニクロの極暖ヒートテックも負けるわなと感心した。
本日は、色々と買ったが、我が家の徒歩圏内で全て完結できる1日だった。
以前から、うちの近所に住むしめちゃんと言っているが、無印良品と映画館ができれば、私たちの欲しいものはもうこの町で全て揃うと思う。吉村知事、松井市長、駅前開発の進展、お願いします(それどころやない)。

家に帰ってソファーに転がってから、ミリさんの「今日の人生2」を読んだが、何回も「フフフ」と小声が出るくらい笑ったし、もう一回「今日の人生」の方を読んでじわっと泣いた。
それから、何年も前にモロッコで買って帰ってきて、これまで一度も使っていなかったフェルトのランチマットをタブレットケースにしようと思っていたので、裁ちばさみでザクザク適当に切って、買ってきたシルバーラメの刺繍糸でブランケットステッチで縫ってボタンと紐をつけて完成。ガタガタだけどまあいいや。これで、キャンプに持って行くとしても前のハードカバーよりも軽くなったから良し。丸められていたランチマットが生き返って良かった。

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それから、久しぶりにジェルネイルをしようと思って用意したが、みかんを一気に食べて親指の爪が黄色くなっていて、爪の先に冬を感じたし、ジェルネイルが面倒になって力尽きた。みかんの皮を見て、毎年恒例の、ふるさと納税の有田みかんがもうすぐ届くことを思い出して嬉しくなった。

それから、Twitterを覗いて、明日の夜中に日テレで、私の好きな映画「落下の王国」が久しぶりに地上波でオンエアされるのを楽しみにしてきたが、関西では放映されないという情報が入りショックを受けた。
(「落下の王国」についてはこちらの私の先生(訂正:同志でもあり師匠でもある大好きなお方)がお詳しいのですが、Wikipediaと予告のyoutubeも貼っておきます。)

「落下の王国」のWikipediaより
『落下の王国』(らっかのおうこく、The Fall)は、2006年のインド・イギリス・アメリカ合衆国の冒険ファンタジー映画。ターセム・シン監督の2作目の作品で、出演はリー・ペイスとカティンカ・アンタルーなど。重傷を負ったスタントマンの男性が少女に語るおとぎ話を描いている。
13の世界遺産、24ヶ国以上でロケーション撮影され期間4年を費やして製作された。
第38回カンヌ国際映画祭で芸術貢献賞、第65回アカデミー賞で衣装デザイン賞を受賞している石岡瑛子が衣裳デザインを担当。


が、いや、DVD持ってたわ、と思い、悔しいから日テレの放送より1日早く、今日、見ることにした。(東京の人は、月曜の深夜、日付は12/8、ぜひ録画して見ることをおすすめします。)

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今は配給元の倒産だかなんかでなかなか手に入らないDVDだが、TSUTAYAのレンタル中古品で昔買っておいて良かった(レンタル専用と印字されている笑)。この映画は本当に美しくって、これを見て、行きたいと思った場所、パンゴン湖のように実際に訪れた場所がいくつかある。


世界遺産13箇所、いやそれ以外の場所も含めて、全部行きたいし、象と泳ぎたいし、クルクル回りたいし、ベートーベンを聴きながらスローモーションで落ちたいし、あの美しい扇子みたいなのを顔の前につけたいし、独特の衣装を身に纏いたい。こんな妄想旅向け映画は他にない。あの子役の女の子も、喋り方、シルエット、仕草なんか全てむちゃくちゃ可愛い。
もうすぐ18きっぷが使えるシーズンに入るし(私はヘビー18キッパーです)、期限が近づいているANAのマイルがあるから、電車か飛行機で東京まで行って石岡瑛子の展覧会を見に行こうと思っているが、コロナの第3波はどうなるのだろうか心配。おさまらない限り大阪から行くわけにいかない。ある程度おさまったとして、飛行機とJRの在来線に9時間揺られるのと、どちらがリスクが低いのだろうか。悩むところだ。

最近は、たまに行くキャンプ、山、公園以外どこにも出掛けていない。と2回、書いちゃうくらいだからよっぽど我慢しているのだと思う。
しめちゃんとの7時間居酒屋ナイトもこんなに長いことやっていないのは初めてだ。これだけは不要不急じゃないから、そろそろやりたいが、しめちゃんは慎重派だから彼女の誘いを待とうと思う。それにそう考えていたら、必ずしめちゃんから連絡が来るのが常だから待っていたらいいやと思う。

それはそれとして、自分の用事や家でのお楽しみがたくさんあるし、うだうだ長々と日記をnoteに書けるし、他の人からの誘いを断らなくていいから気が楽だし、自粛にも良いところがあるなぁと思ったりした、今日の人生。


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