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不思議なはなし

昔々のお話しを聞いている

1986年4月18日
いまから38年も前

お社さんが若い頃のおやさまのお話し

今よりもおやさまの御言葉が
わたしには心に響く

ひとりひとりへのお話しをなのに
全ては聞く者のこころに沁みてくる

自分に言われたように聞きなさい

今も同じような話しをしているはずなのに

繰り返し、繰り返し
手を変え、品を変えるように
飽きないように

やさしく、やさしく語りかける
いつも、いつも話しは変わらないはずなのに

あたたかくて
懐かしい

生まれくる前に聞いていた
そんな気持ちになってくる
肉体のない頃に戻ったように

また還ると毎日毎日聞けるのか
そんなにいい世界なのか
実相の世界とは

うつし世にいると
忘れてしまう

ずっとずっとつながってきたはずなのに
すこんと抜け落ちている

忘れてはならない

こころの支えのはずなのに

この肉体も借り物なのに
まるで自分の持ち物のように思っている

本当はこころだけが自分のもの

そんなことを思い出す


不思議な不思議なお話しを


世の中に偶然はない

今が聞き時
今が時旬

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