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大人になるって…

小さいから子供じゃない
お年を召していても
子供の人はいっぱいいると

何かで読んだ

生きた歳月ではない
精神的なもの
思い方、考え方

こころの問題

伯母の娘たちを見ていると
あまりにもわがままで腹が立つ
二人とも病んでいる

とってもいいお年なのに
母に迷惑ばかりをかけていた

晩年の母はその対処を全て
私の元に丸投げする

母の願いは叶えて上げたい
それでもわがままが過ぎる

わたしは腹が立つ
大人じゃないお子ちゃまだと思えばいい
でも年上ぶる
偉そうな態度を取る

しかもお願いばかりをしてくるのである

あれして、これして…

いまは一人
入院中の従姉のみがつながってくるの

仕方ないなぁ
こっちが大人になるしかない

母が彼方の世に還った直後
肺がんの手術をして
命を助けられる

「あなたの存在はこの世にまだまだ必要なの?」
こっそりとそう呟く

わたしのこころを広くするために
何があっても怒らない大人にするために
あなたの存在がわたしには必要なの

そして彼女は生きたいという
まだまだ生きていたいと

生き続けることよりも彼の世に還るのがしあわせなのではないか
でも助けられる

生きることは苦しみでしかない

わたしにはそう思える

けれど彼女には夢も希望もあるという

考え方は人それぞれ

入院は手足を縛られ不自由という
早く出て独り暮らしをしたいという

足も不自由で
思うようには生きられないはずなのに

グループホームではイヤなんだ

自由のない籠の鳥は
籠から出たら
どうなるのだろうか

大人になりきれない子供のまんま
飛びたてるのか

「アパート借りたら遊びにおいで」

遠慮します
遠いから

こころの距離が

偉そうなことを言っているな
私も母という後ろ楯を失くして
よれよれなのに

まだまだ大人になりきれない
子供のわたし

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