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生きている


「ありがとう」とつぶやいた

その時にふっと感じた

わたしは生きていると思っていたが

本当は生かされている

自分では何にもできない

自由にならないことばかり

生かされているって誰にだろう

目には見えない存在に

修行のために降りてくる
肉体という器を持って

自分だけ自分だけが不幸のどん底で
自分だけがとなげきくるしむ
なげきかなしむ

でも見回すとわたしだけではない
わたしよりもっともっと大変な人生を歩んでいる人がいる

どうしてなのか耐えている
こらえて生き続けている

生きるとはどんな意味があるのかと…

頭で考える
考えても答えは出ない
こころで感じないと

神様は乗り越えられない試練は与えない
問題が大きいほど成長する

失敗すればやり直し
もう一度、もう一度と何度でも
魂は永遠で

どんなものかは分からない
見えないし、触れられない

わたしには深すぎて
理解出来ない

神のおもわく

かなしくて、くるしくて、泣き叫ぶ
自分だけがこの世の果てに追いやられ

こころの中はぐちゃぐちゃで
何にもできない
幼子のように

そして母がいないとまた泣いて
大人になれない

強くない、強くない

そんな風に感じていたが

自分で生きているという訳ではない
命を与えられ
生かされている

そう思ったら
気持ちは少し楽になっている



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