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かなちゃんバッグ

すずさんと華さんのお店で美味しいハンバーグのランチをした日

すずさんは赤茶色の素敵なバッグを持っていた
私はそのバッグに一目惚れをする

いいなぁ、こんなバッグが欲しいなぁ、高そうな革のバッグ…

すずさんは私のことを「かなちゃん」と呼ぶ
周りでは私のことをそう呼ぶ人はいない
すずさんだけ

友だちにその話をすると
「かわいいじゃない、私は好き」
って言われる

「すずさん、素敵なバッグを持っているね」

「そうぉ、これ…あげようか?かなちゃん、こういうの好き?」
「ウンウン、大好き」
即返答するも
まさかもらえるとは思わない

「あげるよ」
「どうして」
「もういらないの、お笛も入らないし」
「いいの、本当にもらっても」

こうして私の元にやってきた
私のお気に入り
いつもお出かけには連れてゆく

いつの間にか「かなちゃんバッグ」になっていた
「かなちゃんバッグ」には手持ちのミンクオイルを塗る
かわいい、かわいい「かなちゃんバッグ」


この一年を生きてきたご褒美をもらえたのか

ありがとう、すずさん

たいせつに使わせて頂きます

メディアパルさん

はじめまして
こんな感じでよろしいでしょうか?

よろしくお願いいたします💁

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