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Tomorrow x Togetherファンにおすすめしたいフランス映画5選

東京フランスかぶれを自称している。

そんな私がK-POPアイドルグループ Tomorrow x Together の沼に落ちてから1年以上が経ち、現在もフランスかぶれとMOA(MOAとはT x Tのファンの呼称)の二足の草鞋の日々を送っている。

その暮らしの中で、何人かのMOA やMOA noterさんたちと出会うことができたのだが、その出会いの中で驚いていることがある。

私と同じように、「フランス文化もT x Tも同じくらい大好きだ」という方たちが多く(当社比)いらっしゃるのだ。

フランス文化とK-POPアイドル。

一見距離のある両者に思えるのだが、そこにはある種の親和性や、文化的共通項があるのかもしれない。しかしまだそのあたりについてを説明できるほどの見識と分析力を持ち合わせていない私である。

でも。何かフランスとトゥバを絡めたテーマの記事が書きたくてたまらない。

そこで今回は、この1年間私がMOAとしてオタ活をしてきた中で、「きっとトゥバのファンだったら、このフランス映画好きなんじゃない?」という私の超勝手な想像に基づいたフランス映画5選を書いてみようと思う。(誰得?)

1.「大人は判ってくれない」 フランソワ・トリュフォー

誰にも理解してもらえないという思いや、社会から取りこぼされていると感じる気持ち。家族といても感じる孤独感。TxTがChaos Chapter以降、特に押し出しているテーマではないだろうか。そのコンセプトに共感し、思春期特有の思いをずっと持ち合わせているMOA(つまり私みたいな人)には、トリュフォー監督の不朽の名作「大人は判ってくれない」をおすすめしたい。

主人公アントワーヌが、両親の喧嘩の声をベッドの上で聞いているシーンが予告編にもあるが、MOAの皆さん、これに似た状況をどこかで観たことありませんか?

ピンときたらコメント欄にお願いします(笑)。

2.「夏物語」 エリック・ロメール


巨匠エリック・ロメールのこちらの作品、ぜひ私と同じボムギュペンに観てもらいたい。

私はロメールの多くの作品の中でもこの夏物語が大好きなのだが、その理由は俳優メルヴィル・プポー演じる主人公ガスパールがとても魅力的だからだ。

自作曲をギターで弾き、バカンス先で知り合った女の子に歌わせるシーン。さあ、みなさま、このシーンを観て何かを感じませんか?

「メルヴィルとボムギュ、なんだか似てる!」

共感いただけたら嬉しいです(笑)。


3.「危険なプロット」 フランソワ・オゾン

次は日本でもファンが多いフランソワ・オゾン監督の「危険なプロット」である。

MVの考察をしたり、自分でもファンアートを描いたり妄想することが大好きなMOA(これも私)は、楽しめる作品だと思う。フランス映画は情緒的で難解と言われることが多いけれど、この作品はフランス映画の官能的で哲学的な部分も十分ある上に、ストーリーが明確で、最後までドキドキしながら観られるので初めてのフランス映画にもおすすめかもしれない。


4.「恋愛睡眠のすすめ」 ミシェル・ゴンドリー

(予告編は英語吹替版です)

トゥバの可愛くてポップな面が好きな方にはこちらミシェル・ゴンドリー監督の「恋愛睡眠のすすめ」を。

数々のアーティストのPVを手掛けてきた監督ならではのとても音楽的な作品である。サントラもいいし、映像もいちいちキャッチーでかわいらしい。主人公が恋するステファニー役のシャルロット・ゲンズブールはフランスかぶれ女子の永遠のアイコンだ。

5.「青春シンドローム」 セドリック・クラピッシュ

最後は私の最愛のフランス映画監督、セドリック・クラピッシュの作品。
まずは主人公たちが5人組というところがいい。仲が良くて集まればふざけたり、大騒ぎをする姿がなんだかトゥバっぽい。To doなどのバラエティでの素のトゥバが好きな人におすすめできそうだ。
どのキャラクターがどのメンバーに似ているか、考えながら観るのがおすすめである。答え合わせしたら皆おんなじ結果になるかも?


以上、超独断と偏見に基づいたおすすめでした!

よかったら観てみてくださいね。感想もお待ちしております!

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