見出し画像

夏至のメッセージ 2022 #28

2022年7月18日 宮司様との会話 その2


Connecting with the Unknown


次の日も朝のお勤めの後、宮司さんに聞かれました。

「あなたは次の時代はどんな時代になると思いますか?」

「次は精神文明の時代と言われています、私もそう思っています」

「あなたが思われる精神文明とはどのようなものですか?」

「道徳や宗教の水準を高めることにより、心、意識、気構えや理念のレベルを上昇させ、そこから産まれる文学や芸術、産業や教育で世界がつくられ理想郷やユートピアになって行くことと考えています」

宮司様は黙って聞いていました。しばらく沈黙が続きます、黙られると自分の考え方に自信が無くなってきます。

人間の思考はなんとも脆いものです、自信いっぱいで語る人たちは思考が足りないのか、幼稚な経験しかないのかもしれないと頭の中に浮かんできます。

物質文明に対して精神文明を対比する限り、どりらも古くなって行きます、古くなって終わろうとする文明の中で考えられた次の文明自体が古いカテゴリーになります。

と頭の中に入ってきました。宮司様からなのか私の中から浮かんでくるのか分かりませんがすんなりと理解できます。

例えば今までに存在した意識体が、考えて経験したことの記憶が全て集まっている、アーカイブされているところと繋がって、最も今の疑問に相応しい考え方が降りてきて、それを再試行してすんなり入ってくる感覚です。

今の物質文明や来るべき精神文明と未来を予測したように考えてみたところで、過去から未来を見ているようなもの、所詮、古いところから考えた未来など未来ではないということでした。

これから来るものが知りたければ未来へ行って観るべきです。あなたの考える過去や未来は自分を中心に考えたエゴイスティックな過去や未来でしかありません、あなたの知っている過去も、権力者が都合のいいように綴った嘘と騙しの過去です、あなた自身が知っている過去ではありません。

その中で語られる未来も、次の儲け口を探している欲深きものたちが描いている未来でしかありません。それは来るべき未来ではなく、欲深きものたちが目指す未来です。この頃の疎ましく馬鹿らしい世界的騒動や政府が唱えるムーンショット計画をみれば明らかでしょう。

と浮かんできます。
いやはや、仰せのとおりです。

どうしたことでしょう、私の知る由のないことが頭の中に浮かんできます。
みかんさんが九尾の狐を襲名した時から歴代の九尾の狐の記憶と経験、知恵が自分がしてきたようになったと言っていたことと同じことが起こっているのでしょうか。
宮司さんは私に何をしたのでしょうか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?