見出し画像

Michael Schenker Group~人生を変えたロックバンド

80年代

僕は中学生の時に洋楽と出会いました。その当時はQUEENの「Don't Stop Me Now」とかBilly Joelの「My Life」とかが流行ってました。そして純粋に洋楽を楽しんでいるうちに、時はすでに1980年代へと突入していきました。俗にいう80年代です。

中学時代に沢山の洋楽の洗礼を受けてきた私も高校生になり、聴く音楽といえば完全に洋楽オンリーになってきました。しかし、まだまだ初心者の域。

この頃聴いた邦楽の方はと言えば唯一、松田聖子さん。80年代前半に一気に出た聖子さんのアルバム10枚はどれをとっても名盤です。素晴らしい。
まず、作詞・作曲のメンバーがすごい。それらの名曲に負けていない歌唱力がすごい。捨て曲一切なし。

このままでは脱線してしまうので、聖子さんについてもいつか語ろうと思っています。興味の無い方は飛ばしてくださいね。

80年代、やってきましたバンドブーム。70年代後半から80年代にかけては、たくさんの名盤たちが生まれました。

神様降臨

その数多のアルバムの中でも、自分で買ったLPレコードの中のうち最も自身が影響を受け、その後の私の音楽人生を大きく変えてくれた一枚が、Michael Schenker Groupのデビューアルバムでした(日本語タイトルが確か『神~帰ってきたフライングV』だったと思います)。

1 Armed And Ready 
2 Cry For The Nations
3 Victim Of Illusion
4 Bijou Pleasurette
5 Feels Like A Good Thing
6 Into The Arena
7 Looking Out From Nowhere
8 Tales Of Mystery
9 Lost Horizons

まず一曲目の 「Armed and Ready」! なんてカッコよいリフ、なんてカッコよくピシッとキマったギターソロ。私の今後の人生を変えた一曲です。

この時期は毎日このアルバムしか聴いていませんでした。Michael Schenkerという人を初めて知ったわけですが、もちろん、次作の『神話』も買いました。レコードの付録にMSGのシンボルのステッカーが何種類もついていました。

MSGは初期の3~4枚ぐらいまでが私がついていける範囲内で、その後は少しハードになりすぎて、ついていけなくなりました。あまりハードすぎるのは当時の僕は受け入れがたかったんです。
曲のメロディアスな感じが無くなったんですね。Michaelのギターソロは変わらずメロディアスでしたが、曲自体がハードになりすぎた。(しかし、後の作品も、今になって聴いています。悪くないやん、て感じです。)

高校時代にバンド結成!

世のバンドブームに釣られて、私も高2の時にバンド結成いたしました。

その頃はGRECOのレスポールを貯金と親の少しばかりの援助で買って、学校では部活にも入らず(俗にいう帰宅部)ひたすらに早く家に帰ってギターの練習をしていました。

このMSGの二枚のアルバムからバンドで取り上げたのは、『神話』に入っている 「On and On」 だけだったと思います。

1 Ready To Rock
2 Attack Of The Mad Axeman
3 On And On
4 Let Sleeping Dogs Lie
5 But I Want More
6 Never Trust A Stranger
7 Looking For Love
8 Secondary Motion

私としては、一枚目に入っている 「Cry for the Nation」がやりたかったなぁ。だって、あの長めで小難しいギターソロを完璧に弾けたのは、周りでは私だけだったんじゃないだろうかと思ってました。
大好きな 「Armed and Ready」 は、ライバルバンドが先に演っていたので、あきらめざるを得なかったです。

二枚目に入っている 「Looking for Love」もバンドで演るにはなかなかに良い曲でしたが、却下されました。

その高校生バンドで私が公衆の面前で演奏したのは一回こっきりでした。高校時代の良い思い出です。
大学時代はロック同好会に入り、バンド結成して大学祭や年二回のライブなどで精力的に活躍(?)できましたが。

この二枚のアルバム、大きなポイントは、ドラムがサイモン・フィリップスからコージー・パウエルに変わったことです。それを評価する人の方が多い一方、私はサイモンの方が実は好きでした。手数の多いドラマーが好きです。
この人は、あちこちで便利に使われているという印象があります。
言い換えれば沢山のミュージシャンから認められているという事ですね。
シェンカーのメロディアスなギターにはサイモンの方が合っていると、今でもそう思っています。

僕の人生に大きく関わったアルバムはこの二枚です。あとは Rainbow の諸作品。リッチー御大は今でも心の師匠ですから。マイケル・シェンカーはなんだろな、心の先輩、のような感じですかね。

本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?