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今日の気になる言葉123

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2019年9月の記事一覧

お皿一つに抒情性や美意識がある。
と和食の皿を称賛した美輪明宏氏(『文藝春秋』9月号)。洋食器の種類の少なさに比して和食器は刺身・焼き物・ご飯茶碗にお椀、もずく用もあるほど用途で分けられた小皿があり、デザインにも工夫がある、と説明。確かに濃やかな意匠に「ふふ」と微笑むことがある。

40%は不倫の可能性がある。
と「不倫」を著した中野信子氏(先日の『田中みな実 あったかタイム』)。不倫傾向には6か月~1.5歳で決まる愛着の型と対人関係が影響し母親との密着度が高いと不倫し難いとか。一夫多妻制論者は、それで独身女性が減り一夫零妻制に近づく計算ができないと笑う。

「きつね丼。」
は漫才師で女優の京唄子が愛した昼食だ(先日の『サラメシ』)。秘伝のだし汁に油揚げと長ネギを入れてひと煮立ちさせ、ご飯にかけて卵でとじる。彼女は30年間このメニューを食べ続けたとか。庶民に愛され続けた人柄を彷彿とさせるエピソードに懐かしさを感じた。

元気で生きられているのがうれしい
という感想は竹内まりや氏に似合わないが64歳と聞けば納得か(本日の『SkyrocketCompany』)。「あと何枚アルバムを出せるだろう」は70代になってから言ってほしい気もするが、デビュ―40周年でライブハウスに出る挑戦からは弱気は見えない。

「オープンリーゲイ。」
つまりゲイを公表する歌人の小佐野彈氏が本日の「シンクロのシティ」に出演。「ママレモン」という食器用洗剤の「台所仕事はママ=女性の仕事」という価値観をやんわりと揺さぶる歌について語る。「みんな女らしさ男らしさをもっている」という意見に100%賛成。

釣れた。どこででも実によく釣れた
と当時の釣り師、鈴木鱸生は「わたしの隅田川」に書いた(先日の『日本経済新聞』朝刊)。戦後、町は空襲で焼け住民は少なく工場も操業停止で江戸前の海が一時的に蘇った。川も自然に還りアオギス、スズキ、クロダイも釣れた。やはり人間が川を汚すのだと思い知る。

人として大きな失敗をしてしまった とMCの堀内貴之氏(先日の『シンクロのシティ』)。番組の流れとは関係なく溢れだしたという感じで告白。大酒を飲んでいたとはいえ「反省しきれない」がそれが何を指すかは分からない。しかし人間誰も「シャワーを浴びる度に思う」後悔があるのだな、と共感した。

「おむつ。」
をリオ行きの旅行バッグに詰め込んでいた障がい者スポーツ専門のカメラマン、清水一二氏(先日の『サラメシ』16年の再放送)。トイレに行っている間にシャッターチャンスを逃した経験から、「漏れてない」と言い聞かせつつおむつを履いて撮影する、カメラマン魂。

行動して何か本気でやってみる。
と、組織に全幅の信頼を置けなくなった現代人にアドバイスした(株)ココナラCEOの南章行氏(先日の『STEP ONE』)。自分探しをしても見つからないから、真剣に行動したときに湧き上がる感情がやりたいことにつながると説いた。ここにも「行動」のススメ。

「天の原。」
という名の富士山形の羊羹を食す。名古屋の老舗和菓子処「両口屋是清」が昨年末に東京・新宿に設けた「結(ゆい)」に置かれる。特に細かな栗の実が歯ざわり軽やかで繊細。安倍仲麿の歌にある枕詞の解釈を読むとこの名は「大空」を指すとか。和の文化の香しさ格別。

「負け美女。」
とは「あんな美女なのに、こんなにこじらせている」ような女性と著者の犬山紙子氏(先日の『Sparkle Life』)。「“負け”じゃない別の言葉で言いたかった」という後悔の理由は「自分も言われたくない」のと、酒井順子著「負け犬の遠吠え」を意識したか。

本は愛することを教えてくれる。
「本を読みなさい」とアーネスト・ヘミングウェイの母は息子に言った(先日の『yes!~明日への便り』)。銃を教える父に「男は強くないと生きている価値がない」と言われた後で。作家になった彼は「誰かを愛するあまり自分を見失うな」という言葉を残すのだが。

「内海桂子師匠(97歳)。」
は「週刊新潮」(9.19号)によると8月19日から順に夕食にたらこスパゲティ、ヒラメとイカの刺身、国産牛肉とヤングリーフのニンニク醤油炒め、和牛とキノコ、ピーマンのニンニク醤油炒め、餃子(全て白飯と豆腐の味噌汁・副菜付き)を食す驚くべき健啖家だ。

「死ぬんじゃねーぞ!!」 を出版した中川翔子氏が新学期早々の時期によく出演していた。「いじめてる方が100%悪い」のに「つらかったら逃げて」と言うのはおかしい、という主張に納得。先日の「MOTIVE!!」では少数意見を強制的に多数意見にさせる「同調圧力」が高いと安東アナ。