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今日の気になる言葉123

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2019年11月の記事一覧

「夕飯何食べたい?」
と夫に訊いて「何でもいい」と言われた妻が食卓に(カレーに付く)ナンだけを出したという話を紹介した本日の「Blue Ocean」。他にも、「何」を夫の嫌いな料理に決めておく、料理が浮かばないならヤル気が出る言葉をもらう、など各夫婦の関係が面白かった。

「あそどっぐ。」
は“寝たきりお笑い芸人”(『生活と自治』10月号)。生まれつき脊髄性筋萎縮症で現在は顔と左手親指しか動かない。「やりたいことで名を馳せ金持ちになってモテたい」とYouTubeを始め約100万回再生まで達した。もちろん障がい者の壁を崩すのも目的だ。

「おちをつけなんせ。」
の監督・脚本・衣装・編集・音楽をのん(能年玲奈)氏が行ったと「BRUTUS」(11/5号)で知る。朝ドラの新鮮な演技や CMでの「エイリアンズ」の歌唱の衝撃を生んだ才能を注ぐ映画とはどんなものだろうか。この果敢な挑戦を見てやはり独立は正解かと思う。

「妻夫(さいふ)の会。」
を結成したことがあるとコシノジュンコ氏と大黒摩季氏(先日の『コシノジュンコ MASACA』)。集まって飲んでいたと言うが特別な行動は語らなかった。しかし私も「男女」や「夫婦」と書くのは抵抗がある。自分の文章で「男や女」と書く場合は「女や男」と書く。

日本は何となくどんよりしてる。
と言ったのは、パリのアクセアリー店の営業で訪日中の日本人女性。デモも鎮静化したパリと比べ言葉に言い表せないそんな空気を感じるとか。私は「災害が多いのと安倍さんが原因」と返したが、五輪にすら暗雲漂い現状を見てとてもいい方向に向いているとは思えない。

「タミフルの7~8割は日本。」
とインフルエンザに大騒ぎする我が国の実体を衝いた先日の「日本経済新聞」朝刊。欧州でインフルエンザは体に備えた免疫力で自然に治る病気とされ罹患したか否かの診断さえ行わないとか。騒ぎ過ぎは熱中症も同じで、暑さを敵視する前に体の状態を見直すのが先決だ。

仕事は笑顔のある食卓をつくること と言う女性を紹介した先日の「伝説の家政婦、再び~タサン志麻の新たな挑戦」。「家政婦を何でやってるんだ」と自問するタサン氏は、作った料理に「仕事の疲れも吹っ飛ぶ」と言われて以来「これなんだ、やりたかった事は」と気づき今の名声を築く。お客様の声は力。

108~海馬五郎 の復讐と冒険

監督・脚本・主演の松尾スズキ氏が中山美穂氏と初めて食事し本作の話をした1か月後、パリ在住の女友達がパリに住む中山氏と友達になり、本作を「面白い」と語る中山氏の感想を知って台本を送り妻役になったとか(『GINZA』11月号)。偶然を引き寄せる力だ。

好物はシーフード味のカップ麺

と言う力士が増えたと昨日の「日本経済新聞」春秋。強豪校からの入門による相撲部屋での修業の短期化を理由に挙げたが、猛稽古の後ちゃんこを囲む慣習はどこまで崩れたか。中卒叩き上げの横綱は稀勢の里が最後になる予感のなか、怪我の多さはそんな変化が原因かと。

「みうらじゅんフェス。」

に昨年訪れた川崎市市民ミュージアムが台風19号豪雨で地下が浸水し72億の損害と先日の「おはよう日本」。手厚い市民サービスを行う同市でも予算は市民優先で収蔵物への援助は目処が立たない。文化庁が技術支援を決めたが他地域ではさらに防災予算は深刻なはず。

「みかん鰤(ぶり)。」

は柑橘類をジュースにする際の搾りかすを混ぜたエサで養殖される(『生活と自治』11月号)。刺身だとほのかに柑橘系の香りがする。当初、不評だった味は大手回転寿司チェーンから火が付き、今はみかんの香りの鯛、サーモンを加え「みかん魚」ブランドを確立した。

「あざとい。」

が悪い意味だけでなくなったと昨日の「田中みな実 あったかタイム」で田中氏。ゲストは“あざとかわいい”女優として人気の松本まりか氏。田中氏は「抜け目なく貪欲で小利口」なる辞書的意味も披露。「小利口」ではなく「利口」で如才ない知的さが付加されてきたか。

「奈落の底。」

という言葉を通信教育大手の小論文講座で使ったら「どういう意味でしょうか?」と朱書きされた、と40年前の出来事を記した先日の「日本経済新聞」朝刊/春秋。アルバイトの添削はバラつきが大きいとも。私は仕事で「式次第」と書いたら「分からない」と言われた。

赤心片片(せきしんへんぺん) という「赤心(少しの私心もない真心)を片片(あれもこれも全て)」に尽くす意味の禅語を紹介した「禅の友」(11月号)。その例として、病室番号と患者名を付けた鳥かごを7つ屋上に並べ患者を背負って連れて来てエサを与える楽しみ届ける看護師の姿を紹介した。